スイス・・・グリンデルヴァルト(Grindelwald)は心の故郷 序の章(1)

会社で1週間程度の夏休みを取得できる時代になって、憧れのスイス旅行が出来るようになった。第1回は1989年のことである。当時はまだインターネットは勿論、e-Mailなど想像も出来ない時代で、通信手段は郵便か国際電話・FAXしかなかった。

Grindelwaldへの滞在型の個人旅行を志した。この村はアイガーの北壁の麓にあり、村からの眺めそのものが素晴らしい。

ホテル選びが問題。旅行会社のツアーが利用する大型ホテルを避けて、20-30室程度のこじんまりしたホテル(オーナーの顔が見える)を選ぶために、スイス大使館へ連絡してスイス政府観光局を教えて貰い、そこへ足を運んで二つのホテルを紹介して貰った。Grindelwaldでは最も古いシャレータイプのホテルの一つ、Gletschergarten(グレッチャーガルテン＝氷河の庭)を選び、FAXで予約を取ることから旅の支度が始まった。

一方、旅程の策定は時刻表の入手から・・・鉄道と路線バスの時刻表2冊がワンセット(B5版でそれぞれが厚みが5cm位)になっている。当時は自転車会館で販売していた。ジュネーブ、チューリッヒの両空港共に空港の地下に国鉄(国際列車も)が乗り入れていて空港から各地へ直接アクセスすることが出来る。予め日本でスイス･パスを求めていけば、有効期間内では国鉄はそのまま乗れるし、私鉄は50％、または25％(主として登山鉄道、登山ケーブル)の割引で乗れる。

第1回の旅行では、選んだホテルの各部屋は当時はバスはなくシャワーのみ、テレビや電話はなく、外線電話をかけるにはオフィスまで行って電話ボックスに外線をつないで貰うというかなり旧式なものだったが、オーナー直々の暖かいもてなしは何物にも代えがたいものだった。日本からの団体ツアーがよく使う大型のサンスター･ホテルではこのような体験はできないものだろうと思った。

コメント

k-yamane

RE: スイス・・・グリンデルヴァルト(Grindelwald)は心の故郷 序の章(1)
tama-takeshiさん、こんばんわ。
グリンデルワルドは23年前に新婚旅行で訪れました。
ここは日本人がインフォメーションにいて、
すぐに安くて広くて素敵な山小屋風のペンションが
とれました。山慣れしてない嫁さん連れてで
一応振興旅行でしたから、バスタブ付きは必須で。
なので、ツェルマットとか無茶苦茶苦労しました。
今なら、さらに進化して、、
隔世の感があるでしょうね。(*´▽｀*)

tama-takeshi

RE: スイス・・・グリンデルヴァルト(Grindelwald)は心の故郷 序の章(1)
k-yamaneさん、早速にコメント、有り難うございます。

スイスへ新婚旅行でしたか。羨ましいです。
私達は同じホテルへ数回行っていますが、1999年の同ホテル創立100周年の時には、バス・TV付き、e-MailもOKとなりすっかり近代化されていました。オーナーは当時からサービスしていた娘さんに婿さんが来て代替わりしていますが、ホスピタリティは相変わらずで居心地は昔のままです。

ぐり。

RE: スイス・・・グリンデルヴァルト(Grindelwald)は心の故郷 序の章(1)
tama-takeshiさん、初めましてこんばんは♪

スイスのグリンデルヴァルトと言えば、私のヤマレコネームの由来の村です🇨🇭
遠い昔、南回りの飛行機で長い旅をしてようやくクローテン空港に着き、そこから乗り継いでグリンデルヴァルトに着いたときにはそこにいるだけで感動ものでした。
アイガーって名前は知っていたけど、これ⁉
すっご〜い❗見るもの全てが美しいスイスの村、聳り立つアイガー、登山列車で行ったヤングフラウヨッホ⛰
忘れられない思い出です。
ちなみに、女性ばかりのツアーでしたが、ホテルは確か星の付いたレジーナでした。
フォンデュを食べたことしか覚えてませんが💦

これからも日記楽しみにしています。
では、おやすみなさーい😊

tama-takeshi

RE: スイス・・・グリンデルヴァルト(Grindelwald)は心の故郷 序の章(1)
グリンデルさん、おはようございます。

コメント有り難うございます。
”ホテルは確か星の付いたレジーナ”・・・駅0分の最高のホテルですね。確か、昭和天皇も泊まられたと聞き及んでいます。
日記：思い出しながら､少しずつ書いていくつもりです。

jikyoon

RE: スイス・・・グリンデルヴァルト(Grindelwald)は心の故郷 序の章(1)
tama-takeshiさん　こんにちは　初めまして

1989年（平成元年）・・海外も個人旅行が流行りだして、
その年の冬に、「地球の歩き方」と「トーマスクック」を持って、
ザック背負ってヨーロッパを旅しました。

その頃は、お金がなかったのでスイスはツエルマットにしか立ち寄れず、
インフォメーションでその日の宿を探してもらったら、
ＹＨ（ユースホステル）に行きなさいと言われました
観光大国スイスは、物価が高くて貧乏バックパッカーには辛かったです
そんな事を若き日の旅を思い出しました。

tama-takeshi

RE: スイス・・・グリンデルヴァルト(Grindelwald)は心の故郷 序の章(1)
jikyoonさん、こんにちは。

グリンデルヴァルトにもYHはありましたね。確か、シーツ持参が条件だったように思いますが・・・
物価は確かに高かったです(多分､今でも)。駅そばに小さな”スーパーマーケット”みたいな店があり、果物などは1kgの値段が表示され、自分で必要な量を取って専用の秤にかけると目方と金額が表示された紙が出てきてレジで支払い、ホテルへ持ち帰るようなことをしました。