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地震のあと、のこり３日だった幼稚園は閉園してしまい、
前日まで、卒園式開催or中止が協議されていたみたい。
開催してくれた幼稚園の努力に感謝
大人達は、どこか不安げな雰囲気だったけど、
子ども達は、久しぶりに会う友達と声を合わせて元気に歌を歌ってくれた。
証書を受け取る子ども達は、２年前の幼児から、
立派な少年少女へと成長を遂げている。
嬉しい限りだ。
改めて、幼稚園に感謝。
そして、子ども達に関わってくれた全ての人達にも
さて、卒園式はしめやかに、短縮時程で終了したので、
近所のピザ屋へ行ってみた。
久しぶりに家族で外食。
あとから、お友達家族が何組か通りかかった。
一緒に食べようとランチに誘う。
今日は、もうすぐ停電で、
家に戻ってもする事なんてないんだから。
ピザが焼き上がる頃には、電気も消えた。
まぁ、昼間だからどーってこと無いんだけど。
おかげさまで、お店はほぼ貸切
子ども達は、ピザ職人の手さばきを眺めながら、質問しまくり。
イスとか持ってきて、登ってのぞき込む始末。
職人さんもイタリアで修行していたそうで、
子どもが絡んでも、当たり前のようにふざけたり、脅かしたり。
停電でもなければ、こんな時間は過ごせなかったな
とは云うものの、一時間もすると、
男の子達は、外に出たいと騒ぎ出した。
なので、僕が一緒に駅前まで散歩＆探検に行くことに。
我が家のよっちんは、
『このお洋服を汚したくない！』
と探検を拒んでいたので、
とりあえず、子供服を売っている店を探す。
スーパーみたいなところは、軒並み閉店していたけど、
商店街の個人商店はだいたい営業中
手芸用品店を覗いてみると、ボタンがいっぱい
『みてみて！ほら、これウルトラマン！』
『こっちはドラえもん！』
『あっちは、jinzaemon』（ウソ）
男の子ってのは、元気いっぱい！
というのか騒々しい。
次に、子供服屋を見つけたけど、びっくりするほど高い
う〜む
『なんかお買い得なの無いですかぁ？』
ということで、３割引のロングＴを出してもらう。
その間にも、小僧どもは、
『なんか、部屋あるぞー！』
と試着室に立てこもり、
『おしーり、ぺん！ぺん！
』と絶叫しながら踊っている。
正直、同じ生き物とは思えん
古着屋さんと貰い物メインの我が家としては、
清水の舞台から飛び降りるつもりで、
緑のロングＴを購入
フランス＆オランダ雑貨のこじゃれたお店だったので、
『お釣りはいいよ。』
なんて格好をつけてみると・・・。
『う〜ん
じゃ、この募金箱に入れときますね
』 さて、ここから。
カドを曲がると花屋がある。
色とりどりの綺麗な花が並んでいる。
僕は、花束を持って歩く人ってのが好きだ
誰だって花束持って歩けば、気持ちが明るくなるから
というわけで、３束５００円の安売り品を１つ。
子ども達に聞くと、バラが欲しいというので、
黄色と赤を１本づつ。
それから、花を持って探検にしゅっぱ〜つ！！
駅前の大通りは、信号停電中
少年達は、一輪のバラを高々と掲げる！
トラックが止まる。
僕も花束を掲げて堂々と、横断歩道を渡る。
ドライバーと会釈を交わす。
手を引かれたター坊も、トラックに手を振る。
愉快！愉快！
天気は快晴
青い空！！まるで、イタリア映画の中みたいだ。
『この道、ママときたことあるよ！』
『あっちにソーセージ屋さんがあるんだ！』
『よし、ソーセージ屋さんに行こう
』僕は、ソーセージなんて買う気はなかったので、
ガラス越しにのぞき込んでみる。
『入ろうよ〜』
ということで、店内に。
『いらっしゃいませ』
と、お姉さん。
『すみません。今日は買えないんですけど・・・
良かったら、この花かざって下さい
』と黄色い花を花束から引き抜いてプレゼント
『なんで、一つだけなの？』
『ぜんぶあげればいいじゃ〜ん』
『全部もらったら大変だわ』
『そうだね、他の人にも分けてあげよう』
ということで、ソーセージ屋さんを後に・・・。
次は、公園探して、坂道登って、
日の当たる坂道を一目散に駆け下りて。
男の子ってのは、バカ野郎だけど、なかなかカワイイ。
いつでも元気いっぱいだ。
６才にもなると、冗談やちょっとしたウソもつくので笑える。
花持った男の子３人。
『そろそろ、おかあさん心配してるかなぁ』
『そうだね。お花見せたいしね』
と、どうやら帰る気になってくれたみたい。
ピザ屋の近くまで戻ると、コーヒーショップの店員さんが、
『コーヒーいかがですか？』
と、声をかけてくれた。
停電中なので、露天で営業してるのだ。
『コーヒー買うお金はないんだけど。
お花あげます
』『わー、ありがとう
』『じゃ、もう一つどうぞ。たくさんあるから
』とわたすと。
『良かったら、コーヒー
どーぞ 』『わーい、ありがとう
』 ずいぶん昔に、中南米を旅行したことがある。
前にも日記に書いたけど。
ある旅行者は、何でもかんでも、値切りながら旅をつづけ、
別の旅行者は、ミカン畑で仕入れた、ミカンを配りながら旅をする。
旧市街の公園や噴水。
アンティグアの町並み。
パナマシティーの喧噪。
ほこりだらけのバスターミナル。
そんな景色を思い出した
ihara1990さん、いい日記でした。いつも和まされています。
ご家族でピザを食べられてよかったですね。
その前に、娘さんの卒園おめでとうございます。いい春ですね
また、もとに戻って。
私も、こんな時ですが私達が外食をして少しはお金を使わないと経済もまわりません。
そう思ってこの連休に一回くらいは何か食べに出ようと思います。
いはらさん こんばんわ
卒園おめでとー
子どもにとってはハレの日だからね、式ができてなにより。
セニョリ〜タ・イハラちゃん、卒園おめでとうございます。
皆にとって、
思い出に残る一日でしたね。
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