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それでも大きめの角材だったので、使用できる形になるまでカンナをかけても14cm×14cmとまあまあの大きさに仕上がり、ボルトで固定して何とかガッチリした土台が完成。
そして翌日は結構な雨でして、外に出てみたら驚くことに土台がプールになっていました。コンクリート打設前に細い管を1本、外に垂らして置けば済むことだったのですが。プールは思いもつきませんでした。それで細いビニールの管の中を水で満たし、両端を指で押さえて片方をプールに、片方を地面に。これが中々一発では決まらないのですが。この作業を雨の都度、屋根をかけ、壁を作るまでの9年間、続ける羽目になりました。
ここまで費やしたのは、主に柱でして、太いものを想定していたので梁、桁も考えると一人で立てる妙案が浮かばず、知り合いへの応援も素人なので事故の心配も、さらには本格的な製材になるので、やはり加工の音を出せる場所を求めたいとの思いもあり、柱立ては大工さんにお願いすると割り切る(初めの職場の退職の60歳がきっかけ)までにダラダラと9年間かかりました。
この間、庭を大きく占拠していた木材は、今まで世話になって来た隣家のMさんの好意で、20km程離れた使っていないMさんの家の中に移動することが出来、庭がすっきりしたこと、土台をブルーシートで覆っていました(繋ぎ目から入るので雨水を完全に防ぐことは無理ですが)が、その中が居心地が良いと思ったのか野良ネコ母さんが、どこかで生んだばかりの子猫をシートの中にくわえて来たようで、泣き声に驚いて恐る恐るシートを少し開けると、母さんと目が合い、その後幸いなことにどこかにくわえて移動して居なくなり、シートをきちんと縛り直すなどのようなこともありました。


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