8月5日から7日で奥穂高岳への予定で上高地から入った。山友が立ててくれた計画では上高地8時半スタートの予定だったが1時間ちょっと遅れてのスタートになった。5月に腰を痛めてからは平均の1.3倍位でしか歩けてないのが気にかかる。それでも横尾まではほぼ平地3時間で歩けるだろうと歩き出すと快調でどんどん人を追い越せるのが気持いい、新しい靴が自然に足を前に出してくれるようだ。3年前から計画した穂高がやっと実現できる嬉しさでハイになっていたのだろうか。ほゞノンストップで横尾まで2時間5分で歩いた。途中飴を2つ、ゼリーを1/3位口に食べた、水はハイドロで飲んでいたが調子が悪く何度も吸って飲んでいた。暑くてシャツは絞れる位汗をかいていた。
横尾で昼食を兼ね大休止しようと思ったが、食欲が全くなくおにぎりも半分位やっと食べ、最中も半分、そのうち風が吹いて気持ちいいはずなのに寒気がしてきて。15分位の休憩で橋を渡り歩き出す、最初はハイペースで何人か追い越したりしていたが、少し疲れて休みたくなる。5分休もう、少しペースを落とし本谷橋へ着くと多くの人が休憩していた。湧き出ている水を汲んで飲む、冷たくて何とも旨い。濡れたシャツを着替え15分位休んだだろうか、ここからは急登になる様だ、私の後ろにいる山友が歩き方がに不安を感じ注意してくれる。
それ程急登では無いのに何故か整備された石の登山道が歩きにくい、20分も歩くと休みたくなる、体が怠い最初は5分休みが10分になり、歩きより休みの方が長くなり山友をヤキモキさせる。歩かねばとは思っているのだがどうにも体が足が前に出なくなる、どんどんひどくなり冷たくなったコーヒーを飲んだら吐き気がして戻してしまった、昼の食べた米粒が見える。この後急激に体が辛くなり、元気をつけてくれる山友に申し訳ないと思いつつ体が動かない、さらにひどく傍で寝転んでいる所に山岳救助隊の人らに会い、状況を話しアミノバイタルとクエン酸を頂き、「見たところほぼ遭難している」と言われ、無理をしない様にと注意を受ける。アミノバイタルが効いてくれれば楽になるはずと我慢して歩くが、それもすぐに吐いてしまった。ヒュッテの鯉のぼりが見えるが遥か遠くガッカリした。少しでもと思い飴をなめ水を飲めば、それも吐いてしまう、動けなくなると寒くなり雨具を着てノロノロと動き、山友のお陰で徐々にだが進み長い長い登りも雪渓を越えてヒュッテに着きました。途中救助隊の人が迎えに来てくれないかと密かに思っていましたが来ない所を見れば大丈夫と思っていたのだろう?。
30分か40分の間に急激に脱水したのでしょうか体が辛くて動けなくなりました。あそこで救助隊に人に助けて下さいと救助を求めれば遭難になってしまうのでしょう。ヒュッテに着いても靴も脱げない始末、山友に脱がしてもらい部屋で横になっていると山友が医者がいると探して来てくれた、診療所に行く前も少し吐いた。診療所で東大医学部の先生にみてもらい点滴注射をしてもらったら1時間余りウトウト眠ってしまった。点滴後一人で動けるようになり本当に助かった。1泊2食だが夕飯は食堂にも行けなかった。
次の日は奥穂高への日の予定だが、さすがに力が足りず山友一人で出発してもらう、2時間位ヒュッテのテラスで過ごし山岳救助隊の事務所で昨日のお礼を言って隊長と話した、水だけは吸収しにくくミネラルウォーターが必要だったようです。パノラマコースでお花畑を見て、ザイディングラードの岩の取り付きまででもと登ってみた2時間位掛かったようだ。2日目は涸沢小屋に泊まる予定。絶好の登山日和だったが力なく下から眺めるだけの初涸沢でした。
ユメさん、こんばんは
こう暑いのでスピード上げて汗かきすぎましたね
人により水だけの方もいますが、
私はムサシのリプレッシュという粉を水に溶かして飲むスポーツドリンクをいつも飲んでいます。
緩い山だとそれより安い
それと必ず炎熱タブレットも持参、塩分をそれからも補給しています。
アミノバイタル、足つりに効く、芍薬甘草湯も。
以前私よりはるかに体力ある友人と歩いている時、
友人がヘロヘロになり倒れヘリ呼びました。
友人がヘリ搬送されたのは、車では約二時間先の病院
私は自力で下山、警察、消防の事情徴収後、
運転したことない友人の車で、別な遭難者のメンバー乗せて病院まで。
(別な遭難者のメンバーは、その病院の近くの駅でおろして)
友人は、熱中症だったようで、点滴打ったら良くなったとの事
レコには書いてませんが、いろいろあります
夏の水分、塩分補給、休憩
登山届けの提出
ヤマレコ関係で知りあっても、お互いの名前、住所、連絡先などの把握
(人数多い場合のコラボは徹底出来てませんが)
こんなのをこの時とても必要性感じました。
ちょっと話題ずれましたが…
とりあえず山の中でお医者さまに点滴打ってもらい
少し回復されたよう、良かったですね
次回のリベンジはゆっくり、のんびり楽しんでくださいね〜
体調も気持ちもすっかり元気になること願ってますよ(^-^)/
pikachan こんにちは。
心配かけてすみません。もう大丈夫なのですがまだ気持ちストレスが残っているようです。
長い事登っているので過信があったのでしょうね、今までも何度か変調になった事は有るので休めば治るとばかり思ってました。
しかし何であんなに急いでしまったか不思議です、ずっと追い越されてばかりだった最近なので追い越せるのが気持良かったように思えます。
強い人でも同じような事があるのですね、熱中症、脱水症の怖さを知りました、手ごろな山で自分の体を検証しないと大きな山には怖くて行けなくなりました。
というか山は少しいいかな~なんて??? いえいえそのうち復帰しますよ。
yumesouf様、ホントに危険だったと思います😨
シャツの汗を絞れるほどで真水のみの補給は水中毒とも呼ばれ血液を薄めることになります。
血液が薄まれば酸素の供給も滞り熱エネルギーも生まれません。
様々な機能が低下します。
コップ一杯に対し塩熱サプリのようなものも一粒同時に摂るか、スポーツドリンクにしてしまうかが必須です。
ご存知のように水は小腸で吸収するわけですが…真水は吸収されにくいというところまではお聞きになったとおりです。
例えスポーツドリンクであったとしても30分に250cc程度が吸収能力のピークと云われていますので、ガブ飲みは無駄が多いです。こまめに少量ずつの摂取がポイントです。
また、高山病の影響も考えられますが、事前の体調管理はもとより食事補給も大事です。山で食べられないというのはドクターストップレベルです。
そしてペースですね。これはご自分がどれぐらいの距離や負荷までなら問題ないのかを掴む必要があります。
オーバーペースですと(年齢を考慮すれば心拍数で145以下におさえたい)、脂肪燃焼ではなく、筋肉内のグリコーゲンを先に消費してしまうため、急激にエネルギー切れをおこします。(脂肪のエネルギーは膨大ですので脂肪エネルギーから使いたい)
休憩の仕方も生死に関わります。
汗冷えをしてる状態での休憩だけは絶対にしてはいけません。
逆に言えば、汗冷えを起こしたらダメです。食べ物をしっかり補給する。ペースを抑える。服装装備や計画を見直すなど肝要かと思われます。
毎週何人もの遭難者がネットニュースになるのですが、同じヤマレコユーザーさんから遭難になる方がいないことを願ってやみません。
無礼な言い草になってしまいましたことお許しくださいm(_ _)m
chan-reiさん こんにちは。
アドバイス本当に本当にありがとうございます。
教えていただいた事を自分に合わせて検証してみたいと思います。
10年ほどの山経験で何度か体調が悪かった事はありますが、医者や助けが欲しいと思った事はありませんでした。
吐いてから急激に悪くなってしまったような気がします、水分が抜けてしまったのでしょうか???、高い所や危険な岩場だったらアウトだったでしょうね。今回は山友が一緒だったので助かりました。
ありがとうございました。
夢さん、こんにちわ。
それは大変だったですね。せめて山友さんが同行していたことが幸いしたと思います。
梅雨明けと同時に蒸し暑い猛暑、知らないうちに体に何処かに無理が来ていたのでしょうか。
夢さん、その後の体調は如何ですか?
病院に行かれちゃんと検査し、山に復活してください。
yasubeさん こんにちは。
いやー参りました、涸沢にいって穂高をみるだけなんて、涸沢の紅葉を見に行ったのならともかく快晴の穂高を下から眺めるだけでした。😢
何とか点滴で自力下山できただけでも良かったですかねー
腰の方は寝そべって起きる時がすごく痛いです、起きていれば何ともないです、この間善衆会病院に行ってきました、骨折場所は固まっているそうで痛み止めをもらって少し改善しています。
yasubeさんはいかがですか、気を長くして回復を待って下さい。心配頂きありがとうございました。
いやあ、やばかったですね。
時々、夢創歩さんの山行レポを見ると、やばいなあと思うことがあります。十分注意して安全な山歩きに努めましょう(*_*;
今回は熱中症の症状もあったようですね。
横尾までのタイムが早すぎますねえ。ほぼ平坦路とはいえ、あとのことを考えれば、ここはついつい速いペースになるのを抑えて歩いた方がいいかと思います。
上高地スタートの時間も意外と遅かったんですね。取りあえずはこの日は小屋に着けばいいと遅くしたんでしょうか?
時間も押してると、知らず知らずのうちにハイペースになってしまったのかもしれませんね。
私が何度か歩いた時は、とにかくバスは一番を心掛け、後にゆとりを持ちました。
もう少しで遭難だったってことですが、マジ遭難状態ですね(*_*;
山に行って自力で歩けない状態になるのは、そんな危険が付きまとってることだろうと思います。
腰を痛めてからの回復がまだ本調子じゃないのかもしれませんね。
お互い若くないですから気を付けましょう。
天気も良かったし、体調も回復、テラスではたっぷりビールも飲んで楽しまれたようですから、思い出多い山歩きだったろうと思います。
次はぜひ奥穂・北穂のピークに立ってください。
kyouさん こんにちは。
あれから何日か経って大分楽になりました。
いやー大変でした、どうも本調子では無かったのですが、まぁ大丈夫だろうと出掛けたのが悪かったですかねー、でも何度か苦しい思いをしているので脱水症だったのでしょうね、これから落ち着いて近くの山で検証してみようと思います。自信がつかないと大きな山は無理ですね。
ゆっくり歩きが1番ですね、少し取り返そうと焦りも有りました。まぁいい勉強代と思って次回に期待します。秋の涸沢は良さそうですね。
kyouさんは南アルプスはもう行ったのでしょうか?
昨日、浅間隠山で沢コースで錫ケ岳行ったという男性と会いました。
時間は短縮できるそうですよ。
でも展望はやはり尾根歩きの方がよさそうです。
群百最後の山、ぜひ体調整えて挑戦してください。
南アルプスはできれば8月初めにと思ってましたが…
天候や諸々の用事でやめました。
もう8月は所用もあり行けそうにないので9月中旬までにはと思ってますが…
小屋3泊となると天気の安定した日じゃないとと中々踏み切れません。
秋の涸沢、テント泊でのんびり
そして北穂や奥穂にっていうプランも最高ですよ(^^♪
涼しい時期なんで今回よりはばっちり歩けると思いますよ
kyouさん こんばんは。
丸山スキー場からは近いようですがバリルートですよね、菅沼から1泊で行くのが1番楽そうですね。先になりそうなので研究してみます。
秋の涸沢はテントを持っていけば最高ですよね、3泊位の予定で行って見たいです。小屋は恐らく一つ布団で2人ですよね。
大変だったのね。なんでしょう。半年分の疲れがたまっていたかもね。一緒に行けなくて、とても残念だったけど、経過を聞いて驚きました。横尾からのコースはね、皇帝さ一気に上がるから大変なんだよね。ともかく無事で何よりです。でも日頃の体調管理に気を付けてね。
私は6月以降歩いていないから、体力がどうだか不安です。この土日に歩こうと思ったら台風だし、秋まで大人しくしています。秋に成ったら低山のロングの山歩きをしようかと思っています。ともかく気を付けてね。
hagureさん こんばんは。
いやー驚いてます。動けなくなるとは思いもしませんでした。一緒に行かなかったのが悪かったですかねー?秋にテントを持って3泊位で行って見たいです。一緒できますかねー? その前に谷川で検証して自信を持たないとです。
初めまして。
yumesoufさんのレポは同じ群馬県人としてよく参考にさせて頂いていました。
しかし、この奥穂の記事を読んで、いろいろと思うことがあり意見を述べたいと思います。
最近のレポを見ましたが、谷川西黒尾根がだめな時点で、奥穂を目指すのは無謀だと思います。
本当に憧れならば、もっと訓練が必要だと思います。
最低白毛門、西黒尾根のピストンが出来る、
コースタイムで9時間程度の参考が出来る体力が必要だと思います。
そして、3000m級では高山病の危険があります。
申し訳ないが、序盤で飛ばす歩き方は初心者です。
序盤こそゆっくりです。
身体が慣れたら少しペースを上げる。
そして、このペースで9時間を歩けるようにする。
私は去年奥穂1泊2日で行きましたが、
2500m付近涸沢から高山病、貧血の症状が出てとてもきつかったです。
その後立山剱に行きましたが、
私は鉄分サプリを摂り続け、敢えて室堂で1泊して高地対策をしました。
お盆には白馬日帰りの予定でしたが、睡眠時間3時間で体調に自信がないので
登頂はやめて帰ってきました。
(いずれも単独)
失敗したら学習して、次に活かすのは大切です。
yumesoufさんは敢えて単独で9時間程度の山行訓練をした方がいいのではないですか?
自分にとって最適なペースを知ること、最適な休憩、食事の取り方を改めて確認すべきだと思います。
9時間程度の山行が出来ないのであれば、3000m級は行かない方がいいと思います。
manmaruchanさん こんにちは。
ご指導、コメントありがとうございます。
歩き出しはゆっくり30分から1時間は初心者でも知ってますね、いつもはそう心がけているのですが、5月の骨折以来年齢通りの足になってしまいました。
経験が邪魔しますね、待望の穂高で舞い上がっていたんでしょうね。
検証しながら普通の1,3倍で歩ける所に行くつもりです。
やっぱり穂高は秋にテントを背負って行って見たいです。もちろん遭難なんて迷惑の話は抜きになるように体に相談しながら行きたいと思ってます。
ありがとうございました。今後とも宜しくお願いします
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