セルフビレーロープ

2023年09月06日 14:47装備全体に公開

まず念のため
「登山は危険を伴うことがあります。それを受容するのも防御するのも結果に責任を負うのも登山者本人です」
を基本にオレは登山をしてます

今回、あまり一般的で無い安全のための装備を紹介します
これはオレ自信がオレの為に作ったものです
それを理解した上で、この装備があなたの装備の参考になれば幸いです(^^)

これ（「セルフビレーロープ」と呼称）をオレは登攀具を持たない山行ではたいてい持参してます
トレランでも持参したことがあります
【目的】
セルフビレーを取る
墜落を止めるものではありません
登山道から体がこぼれ落ちるのを防ぐ為のものです
【材料】
ファイントラックフローティングロープ6.5mm×3m
カラビナ×2
【作り方】
ロープにカラビナを通すための結び目を4個作る
1枚目の写真の「Ａ」「Ｄ」はロープの端に作る
結び方はガイド結び（普通の止め結び）
「Ｂ」は2枚目①の写真のように「Ａ」「Ｂ」間で自身のウエストに合うように結び目を作る
「Ｃ」は2枚目②の写真のようにセルフビレーロープを使わない時に腰に巻いてしまえるような所に結び目を作る
【使い方】
「Ａ」「Ｂ」間でロープを体に固定する（2枚目の写真）
「Ｃ」「Ｄ」を使って支点にセルフビレーロープを固定したり、固定ロープ、固定ワイヤーに流動的にセルフビレーロープを掛けたりする（3枚目の写真）
【総重量】
117g
【他の使用方法】
・他の登山者へのお助け紐
・荷物縛り
・テント（ツエルト）の張り縄補助
・洗濯ロープ
【メリット】
・安価
・軽い
・手軽
・装着が早くて楽
【デメリット】
・商用的な登攀用品としての強度は全くない
・これで実際滑落し止まると、多分すごく痛い（でもたいていの登山道なら止まることは止まるだろう。つまり死なない）
滑落する前にバランスを崩したところで止めたいものだ

【所見】
結局、一般登山道に持っていくとなると軽く手軽で無いとダメだと思っている
確かに安全だけど一般登山道に登攀具を持っていくのはいろいろ（重量的、時間的etc）かったるい
でも、最近は一般登山道でも岩稜ではヘルメット必須と言われるようになったので、いつかハーネス必須って時代が来るのかもね(^^;
10年もたつと登山での安全の常識は変わる部分もあるものなので・・(^^;(^^;

最後に繰り返しになりますがオレはこう思って登山してます
「登山は危険を伴うことがあります。それを受容するのも防御するのも結果に責任を負うのも登山者本人です」

内容が内容なので質問は遠慮無くお願いします(^^)(^^)

では、良い山行を・・(^_^)/~~~

2023-05-25 九州ツアー９日目 ☆

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