利尻で左肩の上腕骨近位部を骨折してから6日間経ったので、医師の許可を得て昨夜入浴出来たのだが、受傷部ではなく皮下出血している場所があった。全く傷みがなかったので気づかなかったが、左膝の裏側が真っ黒になっていた。そこで「はて?」と考え着いたのが、シールで登攀している時の山金具の不具合で、デイナフイットのradical speedという金具で登っていると、くるっとヒールピースが回転して滑走モードにはまりこんでしまうことが5回程あった(左足のみ)。そして思い出したのがガイドさん達が「その金具リコールされたの知ってますか?」という言葉だった。もちろん自分は知らないまま使っていた。
今回の転倒で自分でも驚いたのは左手を全く出せなかったことだ。左ストックを板で踏んでしまったのかと思っていたが、先に板が外れてストックに絡んだ可能性が浮上した。そう考えると左肩から片斜面を谷足側に落ちたことに合点がいった。左足の金具が先に外れたのかも?という疑惑は深まるが、結局はマナスル+radicail speedのセットを信頼していなかったのに、気に入った板がなかった為に買い替えなかった自分に最大の問題があるということに舞い戻ってしまった。自分自身の準備の甘さがやっぱり最大の敗因だった。ガビーン!
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