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評価 ★★★★★
・丸山晴弘 著 952円 山と渓谷社

1.直球のみの辛口レクチャー。素直になれる
2.衝撃的な掲載写真もあるが、登山がハイキングの延長ではないことが伝わる
3.小さい。携帯性に優れ、再読の意欲を妨げない
4.厳しい内容とミスマッチの可愛らしいイラストが和む

1.表紙が地味で気をひかない
★総評★
確かなデータと衝撃的な写真をもとに辛口な表現で山に潜む遭難の危険性を説いている。
美しい景色とロマン溢れる体験のみを山に求めてはいけないことを痛感させられた。
179ページ目「遭難したいのなら、出さないでください」
おわかりだろう、登山計画書のことである。このことは様々な本でも触れているが、改めて重要性を感じた。
本サイトにはベテラン登山者をはじめ、山に精通した方が多く登録されているだろう。そこで私なんぞが計画書の重要性をにわか仕込みの知識で説くつもりは毛頭ないが、登山計画書の提出は軽視すべきではない。
かくいう私自身、面倒だという愚かな理由でいままで書いたことはなかったが、それが自殺行為であるとわかり読後は書かずにはいられなくなった。
昔から影響されやすいタイプだと自覚しているが、さすがにこのことに関しては、そんな自分でよかったと思えた。
いいか、たとえパンツを履き忘れても登山計画書は忘れるな!
ひゃー!エラソーなこと言ってごめんなさい

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