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駅を出て、川沿いを歩いてみました。
いました
しかし
みられたのは、わずか。
チカチカチカ
ふわっ、すぅーと。
暗がりで、地元のご夫婦がおられたので、ちょっとお話しを。
「ちょっと、早いかな、月半ば頃かな」
少しずつ、スポットが移動するようです。
でも、[見た]ということに価値があります。
季節の1ページを目撃しました。
《枕草子》
(冒頭の、春はあけぼの・・に続いて)
〔夏はよる、月の頃はさらなり、やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。
また、ただひとつふたつなど、ほのかにうちひかりて行くもおかし。〕
清少納言
【写真】はレレレのレ!のパンジー
📖(6/12)谷崎潤一郎訳[源氏物語/蛍]を部分読みして。
何も語らない玉鬘に、求婚に訪れた人が
〈なく声も 聞こえぬ虫の 思ひだに 人の消つには 消ゆるものかは〉
(何も語ってくださらなくても、私の思い
は消えるものですか)
(玉鬘)〈声はせで 身をのみこがす 螢こそ いふよりまさる 思ひなるらめ〉
(終夜ただ身を焦がしている蛍の方が、口に出して話しているお方より切ないんじゃないかしら)
と人から伝えさせて、隠れてしまいました。
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