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鎗ヶ嶽探険記
〔余が鎗ヶ嶽登山をおもひ立ちたるは一朝一夕のことにあらず。
何が故に然りしか。
山高ければなり。
山尖(とが)りて嶮しければなり。〕
元高松藩士の子[小島烏水]、「余が・・」と、始まりました。
〔鎗ヶ嶽の四周を匝(め)ぐりて侍れるは、
・・・
延びて糸魚川泊間の急崖懸壁に至り、横断して日本海に汨没(いつぼつ)し了(おお)す。〕
〔今試みに飛騨山脈中の主な山嶽を、高度の順次を逐ひて・・・
鎗ヶ嶽 一万一千六百尺
穂高山 一万一千五百尺
常念嶽 一万五百尺
大天井嶽 一万四百尺
乗鞍嶽 一万四百尺
御嶽 一万四百
・・・〕
槍ヶ岳が一番高く、富士山に次ぐ日本第二の高山と見ていたようです。
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