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新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重(し)け吉事(よごと)
大伴家持(万葉集4516/万葉集の最後の一首)
この時も雪だったようですね。
「この雪の降り積もるように、いいことが積もれ、積もれ」という歌だそうです。
正月は旧暦、時は、天平宝字三年(759)。
所は因幡の国(家持42才、因幡の守でした)なので鳥取、袋川(千代川支流)の中郷橋近くに歌碑があるそうです。
初日の出を拝むように、神社にお詣りするように、新しい年を迎えるにあたって、その年に敬意を表すのが、新年の歌だったり、[謹賀新年]や[新年あけましておめでとうございます。]という言葉なんだろうなと思いました。
元日の日記[謹賀新年]の「三十一音のフレーズ」は、万葉集のこの歌のパクリ(本歌取り)でした。
れんきゅうも
いつしか終わり
わすれずに
三密避けよ
年のはじめも
(居彷人)
明日から仕事です。
【写真】は、元日の大阪城
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