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🎤🎵赤く咲いても冬の花・・サザンカの宿
ツバキって冬の花かと思っていました。
俳句の季語では(春)のようです。
そういえば漢字は木偏に春ですね。
ちなみに、山茶花は初冬の季語のようです。
【写真】は祝日の木曜日(2/11)鶴見緑地公園で
📖[源氏物語](夕顔)
夕顔の描写
〔白きあわせ、薄色のなよよかなるを重ねて、はなやかならぬ姿、いとろうたげにあえかなるここちして、そこと、とりたててすぐれたることもなけれど、ほそやかにたをたをとして、ものうち言ひたるけはひ、 あな心苦しと、ただいとろうたく見ゆ〕
(白い合わせの上に、薄紫の着なれているやわらかな衣を重ねて、華美でない姿が、たいそうかわいらしそうで、きゃしゃな感じがして、どこといって取りたててすぐれていることもないが、ほっそりとしなやかで、ものをちょっと言っている様子は、ああ痛々しいと胸がいっぱいになるほど、ただもうかわいく見える)
《明解古典学習シリーズ[源氏物語]》の訳文より
3歳の娘のいる19歳の[夕顔]は、紫式部のこの描写で、多くの人が想像し、或いは絵にも描いたんでしょうね。
(はかなげな香り漂う夕顔は、三才の子を遺して先に)居彷人
椿は日本原産か中国由来か、、ご存知の通り欧米では歌劇「椿姫」で有名ですね。夕顔が19歳とは知りませんでした。源氏は15歳ぐらい??
こんにちは konnichihaさん
年齢の感覚が、現代とだいぶ違いますね。
[源氏]は12歳で元服、この時17歳とあります。
既に正妻がいたんですよね。
solosolokun さんこんにちは。
>🎤🎵赤く咲いても冬の花・・サザンカの宿
>ちなみに、山茶花は初冬の季語のようです。
さざんかの宿の作曲家である市川昭介さんの講演を聞いたことがあるのですが、ご本人はサザンカの花はよく知らずに作曲をしたと仰っていました。(笑)
童謡「たき火」にでてくる「さざんかさざんか咲いた道、たき火だたき火だ落ち葉焚き、あたろうかあたろうよ、しもやけおててがもうかゆい」では真冬の情景が描かれていますが、季語ではやはり初冬なのですね。
野生のサザンカは北部九州が生育の北限ですが10月末頃から花を咲かせます。山友仲間とは「サザンカって秋の花だね」と言って毎年笑います。
昨日偶然、久留米市にある「世界のツバキ館」でいろんな椿を見てきました。
横レスで申し訳ないのですが、Konnichihaさんのコメントが気になったので・・・。
野生のヤブツバキは自生(国産)ですが、園芸種の相当数は中国やアジアの樹をもとに品種改良されているようでした。
こんにちは MISBさん
ツバキとサザンカの詳しい話、ありがとうございます。
山茶花の野生種は北部九州が北限なんですか!
九州には野生種があるということですね。
[♪焚き火](しもやけお手々がもう痒い)寒そうですよね。
せっかくなので、虚子編の新歳時記を開いてみました。
山茶花は11月のところに茶の花と並んで出ていました。
晩秋から冬にかけて咲くと書いてありました。
例句
〈山茶花の葉にささやいて落ちしかな〉月舟
ツバキは3月にありました。
例句
〈うぐひすの笠落としたる椿かな〉芭蕉
もうひとつ
〈島の子の蜜を吸ふなる花椿〉きゆう
私も子供のころ、花の蜜を吸っていました。
ヤブツバキこそ日本の椿なんですね。
見方がちょっと変わりました。
ありがとうございます。
藪椿は山へ入ると関西ではあちこちで見られますね。大好きです。我が家にも比叡山の釈迦堂横の聖徳太子の椿堂で地面から生えているたくさんの新芽の一つを持ち帰って鉢へ植えたことがありました。3年ぐらいは成長してくれましたが、地面へいつおろそうかと思っているうちに、水やりを忘れて枯らしてしまいました。別の比叡山下の武田薬品の薬草園で購入した原種ものは、20年以上経ちまだ30cmぐらいですが、育っています。花もつけます。椿は育つのに時間がいるものですね。
こんばんは konnichihaさん
コメント、頂いていたのに気が付きませんでした。
[椿姫]、私は知りませんでしたので、図書館から借りてきました。
勉強したいと思います。
[藪椿]20年で30センチですか!
林で見かけるヤブツバキは相当の年数という事ですね。
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