源氏が、伊勢の斎宮になる前の準備期間として[嵯峨野]にいる[六条御息所(母娘)]を訪ねたことだけでした。
六条御息所は〔十六にて故宮に参り給ひて、二十にて、(故宮に)おくれれたてまつり給ふ。三十にてぞ、今日また、九重を見給ひける。〕
(十六才で入内し、二十の時、先帝は亡くなられてしまいました。今三十にして、再び娘を斎宮として宮中を見ることに)
他の人と違い、源氏と話が合い、心を開きましたが、源氏は[藤壺]に会えない心の隙間をうめることはできず、足が遠のきます。
[六条御息所]は、自らは知らずに[生き霊]となって、[夕顔]、[葵の上]の命を奪ってしまいました。
周囲は葵の上亡きあと、源氏の正妻にとの噂もあったようですが、源氏は疎遠です。
悟った[六条御息所]、斎宮となって伊勢へ行く娘(14才)と一緒に、都を離れることにしました。
そんな所に、源氏が訪ねてきます。
(ともかくも心交わしたこの二人、それでも君は娘と共に)居彷人
【写真】カマツカ?(グーグルレンズで/錦織公園)
ご婦人のグループが、この花をしばらく囲んで「きれいね」と。
小さな花がたくさんあって、ファンタジックでした。
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