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谷崎潤一郎訳で読み始めたら、どんどん引き込まれてしまいました。
この帖のタイトルになった歌
源氏〈恋ひわたる 身はそれなれど 玉鬘 いかなるすぢを 尋ね来つらん〉
(夕顔のことは今も忘れない。だけど娘はなぜ私の所に来たの?父親じゃないのに)
35才の源氏、夕顔との出逢いと別れは17才の時の出来事でした。
若紫にも出逢ってないころです。
ここで玉鬘は糸を通す髪飾りを意味するところから、あとの「すぢ」を言うための枕詞で、ここでは特に意味が無いとのこと。
が、この娘(夕顔の娘)のことを[玉鬘]としています。
ここでは21才になっています。
(物語なればこそですこの奇跡、まさかまさかのたまかずらぎみ)居彷人
【写真】ヤマボウシかな?
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