午前0時40分ころ、濡れた窓ガラス越しに時折ピカッと光ります。⚡
そして「ガッ」と、部屋が揺れるくらいの音です。
外に出てみようとすると、とんでもない雨です。
朝になると、雨も上がって、雲越しに太陽の光もわかり、わずかに青空も覗いています。
(「アー、アー」と、やけにカラスが多いなと、思った夜の雷雨すさまじ)居彷人
📖『源氏物語』
[藤の裏葉]の帖は、「源氏物語の一巻の終わり」と解説にあります。
この帖は「和解」というよりも「昇華」かなと思いました。
[夕霧]と[雲井の雁]の。
[👩明石の姫君]の育ての親[紫の上]と産みの親[明石の上]との。
帖のフィナーレには、
[冷泉帝][朱雀院]も六條院の邸の秋の庭園に紅葉の見物に、
朱雀院〈秋をへて 時雨ふりぬる 里人も かかる紅葉の 折をこそ見め〉
(私の代では残念ながらこんな行幸はなかったな)
冷泉帝〈世の常の 紅葉とや見る いにしへの ためしに引ける 庭の錦を〉
(とんでもございません。今の御代はいにしへにならったからでございます)
という挨拶の言葉だそうです。
【写真】シモツケ
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する