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タイトルの由来
薫〔ながめ給ふ夕暮、蜻蛉の、物はかなげに飛びちがふを〕
〈ありと見て 手には取られず 見れば又 ゆくへも知らず 消えしかげろふ〉
（大君も中君も、そこにあるとみえて手にはとられず。浮舟は、たしかに見たと思ったのに、行くへも知れず。はかなく消えたかげろうよ）
📖［浮舟］終わりました。
浮舟〔夜となれば、人に見つけられず、出でて行くべき方を、思い設けつつ、寝られぬままに、心地も惡しく、（正氣も）みな違ひにたり。
明け立てば、川の方を見やりつつ、（屠所に引かれる）羊の歩みよりも、ほどなき心地す。〕
ふたりの狭間に悩み、［浮舟］は消えてしまいました。
（付き人や侍従・女房があれこれと語り動いて［浮舟］の帖）居彷人
📖そして［蜻蛉］、今回は［瀬戸内寂聴訳（10）］で先ず。
【写真】
�〆Ｆ�は晴れました。
�▲劵�ウギ（9/5長居公園）
黒い実（ぬばたま）ができているかと思いましたが、まだ花がありました
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