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東側の生駒山脈の際は少し朝の光がありました。
【写真】
前の帖[手習]で、[浮舟]は髪を切りました。
中宮から呼ばれて、山を下りる僧都、途中で母親のいる小野にたちより、そこにいる[浮舟]に請われて髪を切ってやる(出家)ことに。
浮舟〈なきものに 身をも人をも 思ひつつ 捨ててし世をぞ さらに捨てつる〉
僧都は、京で中宮に(浮舟)の、かのいきさつを「こんなことがございました」と、語ってしまいます。
一緒に聞いていた[宰相の君]は、[薫]の話し相手の女房、その事を伝えました。
(アチコチで、見聞きしたことアチコチへ、困ったものだおしゃべり僧都)居彷人
作者がそうさせているわけですけど
[夢浮橋]、源氏物語54帖、最後の帖です。
文の中に[夢浮橋]という言葉は出てきません。
[日本語大辞典]で
夢の浮き橋=夢の中の危ない通路/はかないこと
訳者[与謝野晶子]の[夢浮橋]本文前の歌
〈明けくれに 昔こひしき こころもて 生くる世もはて ゆめのうきはし〉
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