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《第二章 帝と内侍》
新内侍が、東宮姫の所にいきます。
東宮姫は病で(実は妊娠)臥せっています。
腹中の親は新右大将(前内侍)です。
入れ替わった2人の、[内侍(前右大将)]の話です。
帝は[内侍]に恋をしています。
東宮姫の見舞いにかこつけて、[内侍]に話しかけます。
声は[右大将]にそっくりだと思う。
(もとの右大将ですから)
新内侍〈雲の上も 月の光も 変わらぬに わが身一つぞ ありにしもあらぬ〉
(内裏も、月の光も変わらないのに、私だけが違っているんだ)
在原業平の
〈月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ わが身一つはもとの身にして〉
を模倣していると、解説に。
(歌劇なら歌い出すよな心境を和歌であらわすふるものがたり)居彷人
【写真】今朝6時の月(有明の月)
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