通勤読書（つまみ読み）

昨日は終日雨の寒い一日でしたが、今朝は青空です。

レコを拝見していると、白い色が多くなってきているようです。
もう、高い山々は冬突入でしょうか。

［茅ケ岳］のレコを拝見して、今朝はポケットに深田久弥『山頂の憩い』を入れました。

📖［山の小鳥たち］から
〔山好きの仲間には二種類あって、
動植物の興味からだんだん山に・・・

まず山に夢中になって、それから逆に・・

私などは正真正銘後者で・・・〕本文より


今朝読んだのは、最後の
［深田久弥・その山と文学］近藤信行
〔この年（昭和46年）の三月十一日、彼は六十八歳の誕生日を迎えた。
・・・・
三月二十一日、深田久弥は親しい仲間にみとられて・・・
《足を踏み出したままの姿勢で、巨木のように倒れ、深田久弥は一瞬にして意識を失ってしまったのだ。
・・・
駆け寄った山村君は深田君が大きなイビキをかいていたので、これは脳溢血に違いないという》・・・〕


山を愛し、山を書き、山で逝った。

その心の内はわかりません。
（合掌）

（誰も知る六十八の山男、［百名山］は皆をとりこに）居彷人

【写真】嵐山駅で迎えてくれたモズ（10/24）