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近鉄［長谷寺駅］から歩きました。
道端のベンチの背中に「初瀬わらしべ物語」という文字をみつけました。
【長谷寺】は
［源氏物語］で、夕顔の娘［玉鬘］が、夕顔の侍女［右近］と再会した場所であり、［浮舟］が詣でたという記述があったり、会話や和歌に詠われたり、一度は行っておきたい所でした。
万葉集
〈こもりくの はつせの山は 色づきぬ しぐれの雨は 降りにけらしも〉（1593）大伴坂上郎女
【写真】長谷寺
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��階段を登ります。
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（いにしえの初瀬の寺は山の中、こんなとこまで京から来たか）居彷人
追記《宇治拾遺物語の風景��［長谷寺］》より
〔「長谷詣」は女性貴族を中心にたいへんな人気となった。『枕草子』『更科日記』などの王朝文学に、旅の記録として登場する。
長谷寺は山寺であるため、仁王門から三九九段もの石廊を上がってようやく本堂にたどり着く。・・〕
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