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［信濃国の聖の事］
信濃国の法師が［受戒］しようと東大寺に行き、
国には帰らず、山の中で修行住まいをすることにします。
〔その比（ころ）、延喜の御門（第60代醍醐天皇）、重くわづらはせ給ひて、
・・・
ある人の申すやう、｢河内国信貴（しぎ）ともうす所に、・・・｣
・・・・
（聖）｢さらば祈り参らせんに、剣の護法を参らせん。｣〕
御門は御回復になられた。
この話、三部仕立ての［信貴山縁起］でした。
絵巻物の［剣の護法］の絵が挿絵にありました。
（信貴山を訪ねた事が縁となり、こんな所に［縁起］を見つけ）居彷人
【写真� 杰�貴山朝護孫子寺
（国宝の信貴山縁起絵巻は、源氏物語絵巻と並び称されるほどの傑作。年２回〈春と秋〉一般に公開される。霊宝館に複写が常設展示される。）・・知らんかった💦
〈参考〉
96番目の説話
［長谷寺参籠の男、利生にあづかる事］は、〈わらしべ長者〉の話です。
【写真�◆枋甲�寺駅の近くで
【写真��】長谷寺［登廊］
そういえば、📕［国銅］は、東大寺の大仏造営の話でした。
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