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保元の乱(1156年)と平治の乱(1159年)を物語化した作品です。
本書では[海の見える杜美術館/広島市]所蔵の全挿絵を紹介します。
(はじめに)より
📕谷口耕一・小番 達『(全訳注)平治物語』/講談社学術文庫
[平家物語]の前の出来事なので、先に読むべきですが、今回は資料として借りてみました。
(ひとつ読むかかわる話あれやこれ、読めば読むほど広がっていく)居彷人
(平家物語)
📖[厳島御幸]
鳥羽殿に幽閉中の後白河法皇、正月でも訪れる人はありません。
高倉天皇は平清盛の娘[徳子]との子(3才)に皇位を譲り、上皇となります。
清盛の心を和らげるために、平家があがめる安芸国厳島に行くことにします。
鳥羽殿へも寄っていきます。
(他の書に記述がなく、虚構かもと)
📖[還御(くわんぎょ)]
帰路、
〔風はげしかりければ、御舟こぎもどし、厳島のうち、ありの浦にとどまらせ給ふ。〕
上皇が「歌仕(つかまつ)れ」と。
隆房の少将
〈たちかへる なごりもありの 浦なれば 神もめぐみを かくる白浪〉
(名残が惜しまれてこの浦に戻ったので、神もめぐみかけてくださるでしょう)
途中[福原]により、都へ。
都では新帝即位の儀式が行われます。
🚇地下鉄で絵巻を見ながら帰ります。
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