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[実宗]と[右京大夫]との贈答歌
詞書から
〔・・(維盛の)二藍の色濃き直衣、指貫、若楓の衣、その頃の単衣、つねのことなれど、色ことに見えて、警固の姿、まことに絵物語いひたてたるやうにうつくしく見えしを・・〕
(実宗)〈うらやまし 見と見る人の いかばかり なべてあふひを 心かくらむ〉
(羨ましい、女性達は、美男の維盛様の恋人になれる日を思い描いているのでしょう)
「あなたもね」と右京大夫に
(右京)〈なかなかに 花の姿は よそに見て あふひとまでは かけじとぞ思ふ〉
(花のようなお姿は、手の届かぬ方と自分に言い聞かせています)
[維盛]=平清盛の嫡男[重盛]の長男(清盛の孫)
父[重盛]の死去により、平家一門の主流は、重盛の弟[宗盛]に移った。
富士川(1180年)の後、1183年、木曾義仲追討の大将軍となるも、倶利伽羅峠で惨敗する。
その年、一門と共に都落ちする。
(今日休み、雨降りとなりノンビリと、絞られてくるさてなにからか)居彷人
【写真】道端の
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