![]() |
新版『平家物語』(三)/全四冊
全訳注 杉本圭三郎
講談社学術文庫
(三)は巻第七からです。
📖[清水冠者(しみずのくわんじや)]
〔寿永二年三月上旬に兵衛佐と木曾冠者義仲不快の事ありけり。
兵衛佐木曾追討の為に、其の勢十万余騎で信濃国へ発向す。〕
木曾義仲は人質として嫡男を頼朝のもとに送る話です。
〔嫡子清水冠者義重とて、生年十一歳になる小冠者に、海野、望月、諏訪、藤沢な(ン)どいふ聞ゆる兵共をつけて、兵衛佐の許へつかはす。〕
11歳だったんかと思いました。
ドラマは想像力が必要です。
「十万余騎」と書いてあります。
先日のドラマ[鎌倉殿]で、義経が、1,000人だ、と少なく伝わるようにというセリフがありました。
数字は大きいですが、ドラマで映されるのは十人そこそこです。
それを、1千とか万とかに感じなけらばなりません。
(西部劇、見える丘じゅう騎馬姿。そんな映画が記憶のどこか)居彷人
タイミングよく借りられました。
【写真】ヤマボウシ
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する