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経正は清盛の弟経盛の嫡男
八歳から、元服する十三歳まで、仁和寺の御室の御所に稚児姿でお仕えしていました。
後白河法皇の皇子、代表六代守覚法親王のもとに。
📖［青山之沙汰（せいざんのさた）］
知盛が御室に返しに行った琵琶の名器［青山］の由来を書いた挿入説話です。
📖［一門都落（いちもんのみやこおち）］
〔池の大納言頼盛卿も、池殿に火をかけて出でられけるが・・
｢忘れたる事あり｣
とて・・・〕
かつて頼朝が死刑にされようとしたとき、池の禅尼が清盛に懇願して、伊豆に流罪に。
その事で頼朝に厚遇されたこともあって、関東へ下向していきます。
〔落ち行く平家は誰々ぞ。・・・・
都合其勢七千余騎、是は東国北国度々のいくさに、此二三ヶ年が間、討ちもらされてわずかに残るところなり。・・〕
宗盛、時忠、知盛、清宗、維盛、資盛、時実清経、有盛、殿上人には・・・、僧には・・・、侍には・・・
と、名前等が書かれています。
📖［福原落（ふくはらおち）］
〔福原の旧里に一夜をこそあかされけれ。
折節秋のはじめの月は、しもの弓はりなり。〕
＊［しもの弓はり］＝下旬の下弦の月
旧都は荒れ果てていました。
〔あけぬれば、福原の内裏に火をかけて・・・
寿永二年廿五日、平家都を落ちはてぬ。〕
＊［寿永二年］＝1183年
≪巻第七終わり≫
（連休後六勤の今日木曜日、下山に向かう？まだ五合目か）居彷人
雨☔です、
【写真】海
�‖膾縅�
�∪ジ容盂ぁ蔽枯�島から）
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