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📖[山門御幸(さんもんごかう)]
〔寿永二年七月廿四日夜半ばかり、・・〕
後白河法皇は秘かに御所を出て鞍馬にいきます。
寺僧、ここは都に近いから危ないので[東堂]へと。
*[東堂]=比叡山三塔の1つ、延暦寺の中心で、根本中堂がある。
〔東堂の南谷、円融房、御所になる。
主上は鳳闕をさ(ッ)て西海へ、摂政殿は吉野の奥とかや。
女院、宮々は八幡、賀茂、嵯峨、太秦、西山、ひがしやまのかたほとりについえ、にげかくれさせ給へり。〕
*[鳳闕(ほうけつ)]=宮城、皇居。
その(山門御幸の)うわさが伝わり、摂政をはじめ、公卿、殿上人が集まってきます。
〔平家は落ちぬれど、源氏はいまだはいりかはらず、既に此京はぬしなき里にぞなりにける〕
やがて、法皇は都に戻り、木曾義仲は五万余騎で守護。
高倉院の皇子、四歳の[四の宮]を皇位に(後鳥羽天皇)つけます。
【写真】シモツケ
生垣の中に紛れて咲いていました。
(レコで見る、クルマバソウの白い花、大山麓や砥取山とか)居彷人
数年前の11月、大山(だいせん)の山道で、その葉の姿に興味を持ち、花の頃に見たいと思いつつ、いまだに見ていない片恋の花です[クルマバソウ]は。
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