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この地を都と定め、内裏をつくろうとしていたが、維義が謀反を起こしたと聞いて、資盛（すけもり）が説得に向かう。
しかし、平家は重恩の主君でしたが、「すみやかに九州から追い出し申せ」との、後白河院からの命令でございます。と、一日一夜戦います。
が、維義の雲霞の如き軍勢に、力及ばず引き退き、太宰府から落ちていきます。
〔長門国は新中納言知盛卿の国なりけり。
・・・
平家の小舟どもに乗り給へる由（よし）承（ッ）て、大舟百余艘点じて奉る。
平家これに乗りうつり、四国の地へぞわたられける。〕
そして
〔讃岐の八島にかたのやうなる板屋の内裏や御所をぞつくらせける。〕
その間、船を御所と決めました。
（平家びと福原も落ち太宰府へそこさえ追われとうとう八島）居彷人
神戸（福原）⇒九州（太宰府）⇒四国（八島）へ
【写真】
�ヽぁ扮鵑�に四国が見えます）
�▲肇�
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