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木曾にからかわれて、法皇に「追討すべき」と報告し、
法皇は「木曾追討」を
〔しかるべき武士にも仰せ付けられずして、山の座主、寺の長吏に仰せられて、やま・三井寺の悪僧どもを召さりけり〕
かくして
［法皇軍］🆚［木曾義仲軍］
の戦になったのが『法住寺合戦』です。
〔あくる、廿日、木曾左馬頭六条川原にう（ッ）て、昨日きるところの頸どもかけならべて記いたれば、六百卅余人なり。
その中に明雲大僧正、寺の長吏円恵法親王の御頸もきらせ給ひたり。〕
〔木曾左馬頭、平家の方へ使者を奉（ッ）て、
「都へ御のぼり候へ。一つにな（ッ）て東国せめむ」〕と。
（平家）〔「甲をぬぎ弓をはづいて、降人に是へ参れ」とは仰せ候べし〕
と返事、
木曾は受け入れませんでした。
〔🏹平家は西国に、🏹兵衛佐は東国に、🏹木曾ほ都にはりおこなふ。〕
それぞれ勢力をはっています。
［📖巻第八］が終わりました。
【写真】
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（テレビとはちょっと違った木曾のさま。大臣人事自らの手で）居彷人
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