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〔（1184年）正月廿九日、範頼、義経院参して、平家追討のために西国へ発向すべきよし奏聞しけるに
「本朝には神代より伝はれる三つの御宝あり、内侍所、神璽、宝剣これなり。
相構へて事ゆゑなくかへしいれ奉れ。」
と仰せ下さる。〕
範頼、義経、２人とも頼朝の弟ですが、母親は３人とも違います。
＊［三つの御宝］＝三種の神器／内侍所（八咫の鏡／やたのかがみ）・神璽（八坂瓊曲玉／やさかにのまがたま）・宝剣（天叢雲剣／あめのむらくものつるぎ）
〔大手搦手（からめて）の大将軍、軍兵二手にわか（ッ）てみやこをたつ
大手の大将軍は蒲御曹司範頼、相伴ふ人々・・・・
搦手の大将軍は九郎御曹司義経、同じく伴う人々・・・〕
と、それぞれ侍大将の名前が列挙されています。
📖［三草合戦］
〔平家の方には大将軍小松新三位中将資盛（すけもり）、・・
都合その勢三千余騎、小野原より三里へだてて、三草の山の山口に陣をとる。〕
〔夜半ばかり、源氏一万騎おし寄せて、時をど（ッ）とつくる。
へいけの方にはあまりにあわてさわいで、弓とる者は矢を知らず、・・・〕
平家を一挙に撃破
平家の大将軍は、高砂から舟で八島へ。
備中守は一の谷へ
慌てようは、かつて水鳥の音に逃げだした時のように、そのあわてぶりが書かれています。
＊［三草山（430m）］＝明石の北方で東条湖の西にあります（大阪府能勢の三草山とは別の山です）
（三草山同じ名前が大阪にそろそろ蝶が飛んでいるかも）居彷人
【写真】5/21六甲高山植物園で
（1週間前です）
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（カタクリです）
�▲�サタチバナ
��ウラシマツツジ
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