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ただ、碧く広い海が見たかったんです。
が、もし「どちらに？」
と問われたら
「トビウオ・ウォッチング」
と答えるかもしれません。
船縁に寄りかかって海を見ていると、
フェリーの横から飛び出して
「あっ、トビウオ」
と思って目で追いかけると、飛ぶこと飛ぶこと。
キラキラ光る大きな胸ビレ、小さな尻びれを広げて、尾ビレをプルプルさせて飛翔します。
飛んでいる様は、まるでトンボ見ているようです。
心拍位で「１２３４」と数えると、短いのもありますが、たいてい１０、中には２５数えたモノもありました。
今回は、何度も、行きも帰りも、見事な飛翔を見せてくれました。
（トビウオは、跳ねるではなく飛んでいく。どこまでも行く、さながらトンボ）居彷人
水族館は、魚を横から見ますが、フェリーから見る魚は上からになります。
小ぶりのサメや、青い胸ビレが目立つ群れ泳ぐ魚が新鮮でした。
【写真】�´�海と雲と空
街で見る雲は部分的なことが多いですが、海で見る雲は横に長く、上から下まで見えます。
アルプス遠望のようにも見えます。
登ることはできませんが。
�９圓�も帰りも同じフェリー『あい』に乗りました。
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