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後れをとった[梶原景時]、この壇浦合戦で
〔梶原申しけるは、
「今日の先陣をば景時にたび候へ」〕と。
〔判官、
「義経がなくはこそ」〕
(義経がいなければな)
と、ここでも二人のいさかいです。
二人とも太刀の柄に手をかけます。
それぞれにとりついて、両手をすって
〔「これ程の大事をまへにかかへながら同士軍(いくさ)候はば、平家力つき候ひなんず。
就中(なかんずく)鎌倉殿のかへりきかせ給はん処こそ穏便ならず候へ」と申せば、判官しずまり給ひぬ。
梶原すすむに及ばず。〕
とお互いに引きます。
平家の新中納言知盛卿、
〔舟の屋形にたちいで、大音声をあげて、
「いくさは今日ぞかぎり、者どもすこしもしりぞく心あるべからず。・・・
名こそ惜しけれ。
東国の者共によわげ見ゆな。
いつのために命をば惜しむべき。
これのみぞ思ふ事。」〕と。
【写真】義経が強風を押してたどり着いた[勝浦]辺り。(山は[眉山])
昨日、徳島にフェリーで行った理由の1つは、義経の足跡を訪ねることでした。
もうひとつ早い便で行けば、[勝浦川]辺りを散策できたのですが、時間がなくて折り返し、同じフェリーで帰ることになりました。
(先月に決めた休みは晴れでした。ならば海だと義経の跡)居彷人
海、いいですね。
フェリーの上から眺める海が好きです😊
晴れてよかったですね。
海、時々行きたくなるんです。
海の真ん中に。
晴れました。
でぇ〜かいキャンバスに、広〜い海、いろいろな表情の雲、空、時々魚。
和歌山港から徳島港までけっこう長い時間楽しめます。
日が短くなったら、暮れていく風景もまた楽しいです。
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