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〔(頼朝)土佐房昌俊(しゅうしゅん)を召して、
「和僧のぼ(ッ)て物詣でするやうにて、たばか(ッ)てうて」
と宣ひければ、昌俊畏(ッ)て承り、宿所へも帰らず、御前をた(ッ)て京へぞ上りける〕
*[物詣]=神社・寺院などに参詣すること。
〔判官は磯禅師といふ白拍子の娘静といふ女を最愛せられけり〕
この[静]によって見破られ、つかまってしまいます。
(静の『平家物語』での登場はこの場面にみられるだけである。)〈解説〉より
[土佐房]潔い最期となりました。
📖[判官都落(はんがんみやこおち)]
〔義経君の御為に奉公の忠を致す事、ことあたらしう初めて申し上ぐるにおよび候はず。
しかるを頼朝、郎等共が讒言によって、義経をうたんと仕り候間、しばらく西の方へ罷下らばやと存じ候。
哀れ、院庁の御下文(おんくだしぶみ)を一通下し預り候はばや〕と。
法皇、都での騒動を避ける為に[御下文]を義経に。(十一月二日)
〔十一月七日、鎌倉の源二位頼朝卿の代官として、北条四郎時政、六万余騎を相具して都に入る。
伊予守源義経、備前守同行家、信太三郎先生同義憲追討すべきよし奏聞しければ、やがて院宣を くだされけり。〕
〔朝にかはり夕に変ずる、世間の不定こそ哀れなれ。〕
(レコ見るとレンゲショウマがチラホラと。あの植物園たぶん八月)居彷人
今年、もう一度『六甲高山植物園』に行こうと思っています。
レンゲショウマの咲く頃に。
【写真】池
(モネに影響されて👅)
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