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気持ちのいい風が吹いています。
📖［大原入（おおはらいり）］
〔此御住ひも都猶ちかくて、玉ぼこの道ゆき人の人目もしげくて、露の御命風を待たん程は、うき事聞かぬふかき山の奥のおくへも入りなばやとおぼしけれども、・・・〕
〔ある女房の参（ッ）て申しけるは、
｢大原山のおく、寂光院と申す所こそ閑（しずか）にさぶらへ｣と申しければ・・・〕
〔文治元年長月の末に彼寂光院へいらせ給ふ。〕
〔昼夜朝夕の御つとめ、長時不断の御念仏、おこたる事なくて、月日を送らせ給ひけり。〕
あるひ落ち葉を踏む音がしたので見にやると
〈岩根ふみ たれかはとはん ならの葉の そよぐは鹿の わたるなりけり〉
鹿でした。
（京都からバスの途中の大原にひととき止まり武奈ヶ岳行き）居彷人
【写真】
�〆Ｄ�の西の空
��武奈ヶ岳（京都の出町柳から登山口［坊村］に行く［京都バス］、途中［大原］を通ります。）
��春日大社参道の鹿
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