![]() |
都はるみさんの歌った[♪古都逍遥]が浮かびました。
[太平記]巻の二
〔落花の雪に踏み迷ふ、交野の春の桜狩り、紅葉の錦衣(き)て帰る、嵐の山の秋の暮れ、一夜を明かす程だにも、旅宿(たびね)となれば懶き(ものうき)に、恩愛の契り浅からぬ、我が故郷の妻子をば、行末(ゆくへ)も知らず思ひ置き、年久しくも住み慣れし九重の帝都をば、今を限りと顧みて、思はぬ旅に出で給ふ、心の中(うち)ぞ哀れなる。〕
天皇方の討幕計画が露見、天皇の側近[俊基(としもと)]は幕府に送検されることとなり、鎌倉へ護送されていきます。
(北条家九代当主高時、民心に逆らうような悪政が目立ち始めた。)
(前置きに苛烈な文と告げられて、開いてみれば「落花の雪」と)居彷人
【写真】ナンテン
今日の天気☔90%、どんより空、蒸し暑いです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する