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監修の東山すみ氏（魁夷夫人）の｢序に代えて 蘇る懐かしい想い出｣という文に、
｢白夜の旅｣で聴いたメロディを町のレコード屋で買って、彼の国を思いだしながら時々聴いているという一文があり、
付録にそのフィンランド民謡［カンガサーラの夏の日］のCDが付いていました。
先日読んだ本［白夜の旅］の中にも出てきたものです。
朝聴いてみました。
そして、画集を開いてみようかなと思いました。
絵画は１［残照］２［郷愁］３［道］4［秋風行画巻］・・・と年代順に始まって、
最後62は［夕星］。
［夕星］のコメントに
｢1999年5月6日、九十歳の天寿〜全うした。
本作品は、その絶筆である。｣と。
巻末の千住博氏の講演文｢東山魁夷・静かなる革命／ひとすじの道｣の下段に、その文章で語られた中の62に入らなかった８作品がモノクロで小さく掲載されています。
1930年［夏日］1930年［焼嶽初冬］1932年［山谿秋色］など。
【写真】カバー絵
�”住罎蓮�21の［花明り］部分
京都円山公園のしだれ桜
�⇔�表紙は、34の［緑響く］
モーツァルトの曲から、白馬はピアノの旋律、樹々の繁る背景がオーケストラになぞらえて
東山魁夷氏の絵、
近くでは、奈良の［唐招提寺］の障壁画［山雲］［濤声］及び［揚州薫風］［桂林月夜］、
毎年６月５.６.７日に公開されるようなので可能であれば見てみたいとおもいます。
［秋風行画巻］など東京国立近代美術館まではなかなか、まして宮内庁蔵の［朝明けの潮］の実物はどんなんだろうと思うばかりです。
（雨の日に魁夷氏の絵を見て読んでさながらしばしミニ美術展）居彷人
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