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その中から、
源氏物語の主人公[光源氏]が最愛の[紫の上]との最初の出逢い。
〔「十ばかりにやあらむ」と見えて、白き衣、山吹などの、なれたる着て、走りきたる女ご、・・・いみじく、生ひさき見えて、美しげなるかたちなり。髪は、扇をひろげたるやうに、ゆらゆらとして・・・〕
〔「何事ぞや・・・」〕という尼君に
紫〔「雀の子を、犬君イヌキが逃がしつる。伏籠の内に、籠めたりつるものを」とて、「いと口惜し」と、思へり〕
(生き物を飼う事は)〔「罪得ることぞ」と、常に聞ゆるを。心憂く〕
尼君〈生ひたたむ ありかも知らぬ 若草を おくらす露ぞ 消えむ空しき〉
(行くすえが気がかりで死ぬにも死ねない)
それを受けて
大人〈初草の 生ひゆく末も 知らぬまに いかでか露と 消えむとすらん〉
(行く末も見ないでどうして死ぬなどと)
*〔〕〈〉内は[源氏物語]山岸徳平校注より
昨日の日記の最後📺[光る君]の補足的に。
😴今日は休みです。
昨日会社で「明日、また何処かへ」と聞かれました。
そうやな、休み中はあたたかくて雪も見てないしなと思いつつ。
(寝るまでは出かけるつもり一夜明け予定変更あれこれ雑事)居彷人
📖上村悦子著[和泉式部の歌入門]
(十七)
〈岩つつじ をりもてぞみる せこがきし 紅クレナイぞめの 衣キヌににたれば〉
*[せこ]=背子/女性が男性を親しんで呼ぶ語
清少納言が[枕草子]70「草の花は」に
〔・・・「折りもてぞ見る」とよまれたる、さすがにおかし〕と。
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