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今回は、[五節の舞]
まさか[まひろ]が舞うとは!
源氏物語では(二十一)[乙女]の帖に出てきます。
源氏物語の主人公[源氏]には子供が2人(3人)いました。
ひとりは[葵の君]との子[夕霧]
もうひとりは[明石の君]との子[明石の姫君]
[夕霧]には相思相愛の[雲居の雁]がいますが、逢えないようにされて落ち込んでいる時に、同じ位の年で、むしろより美人の[五節の舞姫]を見て心が動きます。
夕霧〈日かげにも しるかりけめや 乙女子が 天の羽袖に かけし心は〉
舞う乙女子を天女にみたてて、舞うあなたにかけた私の思いが日陰でもわかったでしょと
*[日かげ]=舞姫が付ける[日かげの蘿(ヒカゲノカズラ)]に日陰をかけた
*[日かげ]=谷崎潤一郎訳では「日陰」、瀬戸内寂聴訳ではたしか[日がさして]と訳しています。
(後に2人の間に3男1女をもうけました。)
📺[光る君へ]のこの頃[まひろ(紫式部)]は多分十五歳くらいだと思います。
(湯に浸かり与謝野晶子の訳本で[乙女]の帖のおさらいをする)居彷人
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