鈴木牧之著［北越雪譜］再び（チョイ読み）

［雪道］

〔春は雪凍て銕石ﾃｯｾｷのごとくなれば、雪車ｿﾘ（または雪舟ｿﾘ）を以て重ｵﾓｷを乗す。
里人ﾘｼﾞﾝは雪車に物をのせ、おのれものりて雪上を行く事舟のごとくす。・・・雪国の便利第一の用具也。しかれども雪凍りたる時にあらざれば用ひがたし、・・・〕


ソリのある挿絵がいくつかあり
その中の［雪中晒縮図］の下半分に、［医師、雪舟ｿﾘにのりて病家へゆく］と添え書きしてあって、ひとり乗りの手すりのついたソリに乗った人がいて、長いロープの先にそれを引く人が描かれています。【写真】表紙にその一部が

（ソリというモノは知ってはいるけれど見たことないな生活の橇ｿﾘ）居彷人