![]() |
〔鷽ウソの鳴き声は人の口笛に似ている。口笛のことをうそぶきともいい、そこから、うそと名付けられたらしい〕本文より
【写真】(私のとり絵/色鉛筆+白のアクリル絵の具)ウソ
(鳥のウソ嘘ではなくて嘯きとナマで聞きたいそのサエズリを)居彷人
(参考)[嘯ウソ・嘯くウソブク]=口をすぼめて息を吐き出すこと。またその音。口笛。/古語辞典より
万葉集(1753)
筑波山に登る時の歌
〈衣手 常陸の国の 二並ぶ 筑波の山を 見まく欲り 君来ませりと 暑けくに 汗かき嘆き 木の根取り "うそぶき”登り 峰の上を 君に見すれば 男神ヒコカミも 許したまひ 女神ヒメカミも ちはひたまひて 時となく 雲居雨降る 筑波嶺を さやに照らして いふかりし 国のまほらを つばらかに 示したまへば 嬉しみと 紐の緒解きて 家の子ごと 解けてぞ遊ぶ うち靡く 春見ましゆは 夏草の 茂くはあれど 今日の楽しさ〉
*[うそぶき登り]=あえぎながら登り
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する