歴代山岳テントを建ててみた

先日おニューのテントを使ってみたわけだけど、家に帰って干すために建てたら、隣に歴代のテントを並べたくなりましてね、というわけで３つ並べてみたト。

いちばん左が、それこそほとんどのお泊まり山行を共にしたダンロップ２人用テント⛺️。購入して40年ほども経つけど、これがなかなかに丈夫で、ついこの間まで現役でした。
ただしポールの中とか、吊り下げフックとかのゴム製部分は伸び切ってしまったので、交換したり縮めたりと手を加えています。フライに穴も開いてるし。
このテントは一世を風靡したものなので、一時はテン場が青いフライでいっぱいになったもんです。「持ってたよ」という方もきっと多いはず。

やがてアタシも歳をとり重さが辛くなるお年頃になったので、ついに新規購入を決断、それが真ん中のファイントラック、カミナドーム１であります。

これはまだ３シーズン目かな、さすがに1人用だからこれまでに比べて狭く感じるけど、軽いし小さいし、不都合に感じるところはありません。これからの山行の強力なお供です、きっと。

かくして一番右が、買ったばかりのARATAの２人用テント。ひたすら軽く、かな～り華奢なイメージです。もちろんそういうコンセプトで設計された製品だから、丁寧に使ってね、ということなのでしょう。
アタシなりの評価はこれから。ツレさまとの間にどんなドラマを紡いでくれることやら。

こうして比較のために建ててみたら、流石に時代が違うので、ダンロップテントの生地の強さや頑健さが実感されました。そのぶん今の目では重いしガサばるんですけどね。でもいいテントだったなぁコレ。ツレさまは「捨てなさい」とおっしゃるんだけれど、さすがにそれは………。