昨年の甲武信岳登山に際にヤケドを負ってしまいました。
ヤケドについて、諸注意について書き留めて置こうと思いました。
下山後は全く痛みを感じませんでした。
一週間くらい後になってズキズキと激しく痛み出し病院へ。
以下は看護師さんとのやりとりで得た事柄です。
これを読んでいただいている方々と共有できたらと思いました。
●水ではなく、お味噌汁やレモンティーなど何かの成分が入った液体は沸騰すると100℃以上になるとのこと。
●ヤケドの後、冷やすのは少なくとも10時間以上。
その際、患部を冷やしすぎないように冷やしたり、外したりの繰り返しをすること。
●ヤケドの後に痛みを感じなくなるのは一時的に感覚が麻痺していること。
しかし患部は思った以上に深い範囲に及んでいるので要注意とのこと。
●患部を保護する役割があるので水疱は破ってはいけないとのこと。
●消毒液は雑菌の繁殖も抑えるが、治癒しようと繁殖する良い細胞も殺してしまうとか…。
患部の表面、及び、その周辺に塗布すれば大丈夫とのことなので塗り過ぎに注意!
●処方された薬はイソジン消毒液(うがい薬ではありません)・ソルベース酸化亜鉛(塗り薬。乾燥成分、消毒成分、治療成分が含まれているそうです)
●ペースト状のソルベース酸化亜鉛は、とにかくドッサリとガーゼに塗り、ガーゼも最低でも8枚は重ねるとのこと。これはクッション性を増すからだそうです。
●ヤケドの治癒には余分な水分を放出させる必要があるので、ガーゼの上から油紙をあてがってはいけないとのこと。
実は上記のこと数点は、看護師をされている私のtwitterのフォロワーさんから助言と忠告を受けておりましたが痛みを感じないことで完全に侮ってしまいました。
おおいに反省しております。
病気や怪我のことは私たち素人が自分で判断してはいけないと痛切に思いました。
出費もかさみ、ご迷惑をかけてしまった人たちもいます。
onebitiousさん、こんばんは。
熱傷(通称名・・火傷)は受傷後直ちに流水(水温は約10〜15℃位)により冷却する必要がありますが、中には氷や氷のうで直接患部に当て冷却される方もいますが、冷えすぎて凍傷になる可能性も有り要注意です。
>ヤケドの後、冷やすのは少なくとも10時間以上。
との事ですが、これは、看護師さんが言われたのでしょうか?
火傷の程度(熱傷の深さによって1度熱傷、2度熱傷、3度熱傷の段階があります。)にもよりますが、5分から30分ぐらいではないでしょうか。従来はそれ以上も可と言われていましたが。
それと受傷の部位によっては冷却する際に注意が必要です。特にお子様や高齢者の場合は、冷やし過ぎて逆に体温低下になりがち。
冷却が済んだら、直ちに医療機関での受診を(特に2度熱傷、3度熱傷の場合は)されます様に。(参考まで)
nonkibouさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
>>ヤケドの後、冷やすのは少なくとも10時間以上。
>との事ですが、これは、看護師さんが言われたのでしょうか?
はい。
看護師さんがおっしゃっておりました。
>冷えすぎて凍傷になる可能性も有り要注意です。
ですので、冷やしたり外したりと、それを繰り返し行うとのことです。
しかし、10時間も続けるのは困難ですよね…。
日記にも書きましたが、水疱が大きかったのですが痛みがなかったので「すぐに治るだろう…」と思っていました。
私の甲武信岳の山行記録の水疱の写真を再度見て思いましたが、考えてみればここまで大きなヤケドは今までしたことがなかったので、やはり早めに病院に行けばよかったと思います。
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