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レベル緩和になって草津（本）白根山には国の定めた法律ではなんら問題無いけれど、
自己責任なら行ける。
志賀草津道路からの登山口は駐車禁止及びここも立ち入り規制なので行く人はいないだろう。
万座からの登山口は公衆の面前に立ち入り禁止の看板あったり、ビジターセンターなどもあり行く人も減ってきた模様。
反面、
石津鉱山跡地からの入山者がかなり増えて来たようですね(注意喚起の係も居ないからかな？)
今までは本当に静かで人気の無かった登山口も平日でもかなりの台数の車が停まっていて、地元の人も何事かと驚いています。(某日、この日はすべて県外ナンバーだった）
しかし、この登山口にも自治体による行政指導の立ち入り禁止の看板は誰の目にも留まる場所に少なくとも三ヶ所あります。
インターネッツでここからなら登れるという情報をもとに はるばると来られた方、
ようこそグンマへ！ と喜ばしく思う反面、この看板を見て 後ろ髪を引かれる思いで登られる方もきっと多いはず。
(オレはそう思いたい)
か、みんな行ってるから大丈夫なんだろうという方も多いのかな？
なぜ行政の勝手に思われる立ち入り禁止の看板があるのか。
それは、
数年前に噴火した1000年に一度と言われた予測不可能な草津本白根 近くの噴火があったからです。
その時には死者が出て怪我人も出て。
今までは来てよ来てよ、良いところだよ、と誘っていた地元関係者にとってはさぞかし悲しい出来事、そして責任、自己嫌悪に陥り、精神的な病になった方もいらしたといいます。
そんな気持ちからの 皆様へのお詫びの気持ち、感謝の気持ち、何よりも皆様を守りたい。
そして、後ろ髪引かれる思いも無い頃になったら また来てね！
そんな気持ちも込めての立ち入り禁止の看板なんだそうです。
法や看板たけでは語り尽くせないグンマのおもてなし心意気があるんですね。
オレは近くの某火山の山のグンマ側のルート開拓にシゴトの一環として携わっています。 だからこそ、
人の命と笑顔を決して失ってはならない、
そう想いながら、模索したり妥協したり葛藤したりしています。
人の命と、笑顔が一番！
山遊びはそうあるべき。
人気の山には色んな葛藤と戦いながら立てなくてはいけない看板があるものです。
後ろ髪を引かれずに、本当の心からの笑顔で楽しめる草津本白根への登山が早くできたら良いのにな。
�� 登山口入口道路の看板
�� 登山口前の路駐箇所の看板
�� 登山口の看板
何が正しいかなんて、理屈なくても感ずるもの。
山登らないで露天風呂温泉入って、見上げてさ、
いつかは登る！と意気込む、そんな楽しみ方もあるんじゃねーかな。
