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スタートしてすぐにヒメイチゲに迎えられる。渡渉点を越えて急坂にかかる、大きな倒木が行く手を塞いでいるが何の事は無い、跨いだりくぐったりしてクリアしていくそれが楽しいのだ。
一時的に平坦なブナ林その後はまた急坂、足元は丈の低い笹が生えているが歩くには支障はない。
気温は10度程、それでも急な坂を登っているので結構汗をかいている。水分補給のために立ち止まりザックを一度下してボトルを取り出そうとした時、膝に枯葉の欠片が無数についている事に気が付いた。右膝の汚れを手で一度払いのける、次に左をと思ったときにその茶色い汚れが動いている事に気が付いた。「ウヮ、マダニかっ⁉」思わず払いのけてしまった…初めて見たマダニだった。
「気を付けて時々確認しながら歩こう」そう思いつつまた歩を進めて行く。
何度目かの確認の際、スパッツにそいつらは居た。
二匹、大きなヤツと少し小さなヤツ。払い除けたいのを我慢してカメラを向ける、良く動くヤツでピントが合わせにくい。マクロ撮影なのでなおさらだ。7枚撮影できたがハッキリ背中の柄まで分かるのは3枚しか無かった。
このコースは同じ時期に何度か歩いているがマダニを見つけたのは初めてだ、数十分の内に払い落としたのは3匹、こんなヤツらがシカやタヌキに付いてどこかに運ばれて行くんだろう。家に帰って調べたら「ヤマアラシチマダニ」なのかな〜
この辺を歩く時は熊の心配はしていたが、これからはマダニの心配もしなくては。
いちいち確認しながら歩くのがストレスなので躊躇なく下山して来た。
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