具体的な作成:「標高点(スポット)」編
1.標高点データのDLは、「海岸線、道路縁、軌道の中心線、水涯線」編と同じ
2.標高点(スポット)データファイルは、標高点ファイルの1番目のファイル FG-JPS-**-09-Z001.zipを解凍すると、FG-JPS-**-ElevPt25000-20080331-0001.xmlです。
「Shapeファイル作成」
3.FGDV.exeを起動、[ファイル]->[新規プロジェクト作成]で開いたウィンドウの[追加..]クリック、FG-JPS-**-ElevPt25000-20080331-0001.xmlファイルだけを選択(以前に追加したファイルが残っていれば解除しておく)
4.選択したら、[OK]をクリック
5.次に[エクスポート]->[エクスポート]で、エクスポート画面、以下の設定後、[OK]
変換種別:シェープファイル
変換する要素: 標高点25000[ElevPt]
直角座標系に変換:チェックをはずす(チェックすると緯度経度の情報がなくなる)
変換する領域:全データ領域を出力
6.出力が完了した画面が出るので[OK]
「Polishファイルを作成」
7.出力されたファイルの中の拡張子 shp のファイルを右クリック、[GPSMapEditから開く]を選択
8.GPSMapEditが起動すると、ファイルの属性を尋ねるウィンドウが出る
1. Select type of objects画面、設定し[Next]
Type set: Garmin(プルダウンメニューの一番上)
From list->Code: 0x1300
参考:実際にGPSに表示させて上記のように決めましたが、ここはお好みで。但し、GPSMapEditが表示している線種と実際GPS機が表示するアイコンは一致しません。また、機種ごとにも違いがあるようです。また、アイコンごとに近傍にラベル(この場合は標高値)を表示するものとしないものがあります(0x1300は表示します)。
2. Select field for labels: Select field for labelsにチェック、標高のラベルを選択(一番右端、標高をクリック) [Next]
参考:標高のラベルを入れ、GPSで表示させる。
3. Assign additional attributes: 何も設定せず [Next]
4. Select souce coordinate system: Coodinate systemが、Latitude/Longitude degrees(すでに選択されている) [Next]
5. Select zoom levels to import: Level0にチェック(すでに入っている) [Finish]
9.[File]->[Map properties]にて属性設定画面タブから、以下以外はそのまま
1. Header
Type set: Garmin
ID: 10進8桁、作成するファイルのIDは、重複してはいけない。最後にイメージファイルを作成するときまずいらしい。(個人的には、10進8桁 (都道府県番号2桁)+(データ種類番号2桁)+(同一データ種の通し番号2桁)+(バージョン番号2桁)です)
Name: 適当に
Copyright information: 適当に(空白でもOK)
Datum: WGS 84(すでになっている)
Elevation units: Meters
以下そのまま
2. Lebels
1. レベルを追加する: 下にある「Level1= 23......」を選択 -> [Insert Before]クリック ->
2. 各レベルの属性を変更する:
「Level0= 24......」を選択 -> [Chane..] -> Level Propertiesウィンドウ -> 以下のように変更して[OK]
Bits: 24(120m) -> 23(200m-300m)
MapSouce zoom range: そのまま
「Level1= 23......」を選択 -> [Chane..] -> Level Propertiesウィンドウ -> 以下のように変更して[OK]
Bits: 23(200m-300m) -> 22(500m)
MapSouce zoom range: 0(<1.2km) -> 1(1.2-3km)
「Level2= 23......」を選択 -> [Chane..] -> Level Propertiesウィンドウ -> 以下のように変更して[OK]
Bits: 23(200m-300m) -> 21(800m-1.2km)
MapSouce zoom range: 1(<1.-3km) -> 2(3-8km)
参考:このレベルの設定は標高点(スポット)をGPSのスケール300m以下のみ表示させるようになります。そうでしなければデフォルトでOK。
3. cGpsMapper
TRE size: 1000
RGN limit: 1024
TRE margin: 0.000
Map is transparent: Y - Transparent map without backround object
Preprocessing: No
POI index: チェックをはずす
[OK]で閉じる
10.[File]->[Save as..] 名前をつけて保存(これをしないとイメージファイルを作れない、その割には同じ名前でもOK)
「マップソースイメージを作成」
11.[File]->[Export]->[Garmin IMG / cgpsmapper.exe] 名前を変更するなら変更して保存。
12.cgpsmapper.exeのウィンドウが開く、[Run]クリック、イメージを作成、終了後[Close]ウィンドウを閉じる。
コメント:最終的に山域ごとの地図を作成する時にマップソースイメージは、必要ないので、Polishファイル毎にイメージを作る必要はない。
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