ラスター地図作成に関するコメントをいくつか
1.行程4で作成した地図は、GPS機では、スケール5kmまで、表示なし、3kmから、500mまで、ヤフー地図(画像2種)、それ以下のスケールでは、電子国土ポータルの地図(画像は2種だが、絵としての情報は同じなので、実質1種)が表示される。5kmを超える拡大スケールにも地図を表示させるためには、ダウンロードする画像ファイルを増やしてください。
2.jnxファイルに入っている画像データは、JPEGなので、JPEGの圧縮度を上げてファイルの容量を下げると、GPS機の描画速度が上がり、ストレス度が下がる。画像JPEGのqualityは、デフォルト 60 に設定されている。30に設定しても、GPS機での見た目は余り変わらなかった。
変更するには、ヤフー地図の場合、ymapjnxディレクトリーの ymapjnx.py 右クリック -> [Edit with IDLE] 編集ウィンドウが開く。
Line 489 pngimg.save(jpgpath, "JPEG", quality=60)
電子国土ポータルの場合、gsijnxディレクトリーの gsijnx.py を右クリック -> [Edit with IDLE] 編集ウィンドウが開く。
Line 590 pngimg.save(output, "JPEG", quality=60)
数値を変更後、[File] -> [Save]
3.登山で使用する場合、25000分の1地形図との対応のしやすさがポイントの一つである。そのためには、GPS機の200m、120mスケールを参照することが多いだろう。実際の地図と地形との対応を見るためには、ほぼ25000分の1地形図の2倍拡大に当たる、120mスケールが見やすい。
しかしながら、もっと広い範囲を見たいときに使用する、500m、300mスケールが等高線が混み合い見にくい。等高線の間隔が、20mであったらよいのであるが。300mではともかく、500mでは、絵が潰れてしまうので、このレベルはヤフー地図にした(紙の地図を携行すればいいだけの話であるが)。
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