西平のカヤ 巨樹の旅35 埼玉遠征その3

　埼玉県ときがわ町は巨樹の里として観光の目玉としている。パンフレットも出している（写真右）。特に見応えがあるのが児持杉（パンフレット表紙）とこの「西平のカヤ」である。
　ときがわ町は里山と低山の織りなす美しさとのどかさを兼ねた良い町だ。この町のほぼ真ん中にある萩日吉神社がありそこに「児持杉」。400メートル離れた山の中にこの大カヤがある。林道から入り登山道を5分ほど登ると静寂の森の中に大きく枝を伸ばした「西平の大カヤ」が現れる。幹回り6.6メートル、樹齢1000年、樹高16メートル。山の斜面にあるから最初は下から見上げる。存在感があり逆光の中で神々しい姿だ（朝10時）。埼玉県指定文化財。ときがわ町の低山、巨樹を巡るハイキングコースもあるからこれらを巡るのは楽しい。