富士太郎杉 巨樹の旅54

　河口湖から山中湖に向かう道の途中に北口本宮富士浅間神社がある。この神社は巨樹がたくさんある。参道から社殿までの杉並木もかなり太い、隣接する富士諏訪神社にも2本の杉の大木がある。しかし最大の杉は「富士太郎杉」である。
　幹回り8.2メートル、高さ45メートル、樹齢1000年、山梨県天然記念物。これだけでも立派だが根元の形状が独特である。漏斗を逆さまにして立てたかのような形は人の手が入っているのだろうがどうやってこの形にしたのか不思議だ。観光スポットだけあって人が多いがみなこの杉に目を奪われる。境内にはさらに夫婦桧や次郎杉の巨樹もあるが存在感と不思議感で（高さも）頭一つ抜きに出ている。

コメント

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色んな巨樹回ってるんですね。

h321

コメントありがとうございます。元は屋久島で出会った巨樹ですが縄文杉以上の太さのクスノキや紀元杉くらいの杉なら神奈川にもありました。最近は登山と巨樹巡りの二刀流です。