靴下が血だらけになっていた…
吸血されて血が止まらない…
マダニじゃないから感染症は大丈夫…
と言った話を見聞きしますが
こうした吸血を簡単に考えている方の
話を聞く度に
又、ヤマビルが増えてしまった…
ってガッカリします
山で吸血されて、そのヤマビルを駆除しなかった場合、ヤマビルはその後30〜60個の卵を産みます、更に産まれて来たヤマビルがシカやイノシシ等を吸血し30〜60個を産み… と言うように大袈裟な話ではなく確実に増えて行きます。
たった一回の吸血で何百何千のヤマビルを山に増やしてしまったと恥じるべき話で、
「ヤマビル吸血は登山者の恥」
徹底した予防をお願い致します。
血染めの靴下は見たくありません。
ヤマビルの寿命は2年〜。
天敵はいない。
動物の血だけを吸って生きている。
絶食しても何ヵ月も生きれる。
動物が通るのをひたすら待ってる。
捕獲したヤマビルの7割は既に吸血。
吸血しないと繁殖は出来ない。
10度以下では休眠する。
登山でヤマビル生息域やその付近を歩く場合は万全の装備と対策をして入山し、疲れていてもこまめにヒル点検をして絶対に吸血されないようにしましょう。
ヤマビルを根絶する事はもはや不可能です
でも少なくするのは可能だと思います。
ヤマビルが増えた原因は様々あって
杉や桧の大規模な植林も大きな要因ですが
やはり一番の原因が鹿だと思います。
ヤマビルは何キロも移動出来ません、
主に鹿に取り付いて生息域を広げています。
昔の人が食料の為に鹿を山に放した経緯があり
その後、野生動物の保護政策で禁猟になると鹿は一気に増えました。
狩猟が解禁になっても、人は牛や豚が美味しいと鹿なんか食べなくなり、現在では
狩猟者の減少で更に鹿は増え続けてます。
ヤマビルの宿主になっている鹿は、
全国的にも農作物や林業被害だったり、山であらゆる植物を食べ尽くし、絶滅危惧種への食害も問題です。
でも…かわいい鹿に罪は一切ありません。
矛盾するみたいだけれど、
山の緑を大切に思う気持ちがある人は、
ヤマビルを少なくする為、
山から適度な量の恵みを頂くと思い
鹿肉(ジビエ料理)を食べましょう。
はじめまして。
取り付いたヒルは、場所が靴であろうとも(吸血していなくて)、なるべくライターで処理することにしています。とは言え、数が多かったり驚いたりすると振り払ってしまうことも。ご指摘を受けて、あらためて気を引き締めたいと思いました。
先日、丹沢湖の北にある大杉山に登りました。ヒルの存在を想定しておらず、ひどい目にあいました。帰ってから調べると、下記の論文を見つけました。
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/10474.pdf
10年でここまで拡大したのかと愕然としました。今後どうなっていくのかと絶望的な気分になりました。
はじめまして。
残念ながら大杉山は既にヤマビルの巣窟になっているようですね。
ヤマビルはいないって言われていた西丹沢もユーシンブルー観光の影響なのか玄倉林道ではかなり増えました。
今は山北、松田周辺の山まで広まっていて丹沢に隣接する箱根や富士五湖、御坂へと生息域が広がると思うと恐怖でしかありません。
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