6/13, ビックロック日吉, 16:00-20:00
やってみたかったロープワークに付き合ってもらい、ジムで試してみた。
まだまだ練習と検証、ゲレンデで試してみることも必要。
AAA:メニュー概要(5の途中までしか進まなかったので、後日確認したい)
1.マルチリード手順
2.マルチフォロー手順
3.リード/フォロー入れ替え手順
4.懸垂下降
5.懸垂下降登り返し
6.リードレスキュー
7.セカンドレスキュー
8.MAシステム
9.トラバースでの自己脱出
10.撤退の方法
BBB:確認したかった内容
1.リード手順
・始点アンカーの構築と必要性
・コールの確認、予定変わったときにはどうするか。ノーコール登攀
・ガチャをどのループにかけるか
・ダブルロープの流れ
・終了点でのセルフはパスかメインか
・マスターポイントの形状(分散方式、カラビナかける数によってはいつものだと不可)
流れは、パスでセルフ、支点作る、メインでセルフ取る、ビレイ器かける、ビレイ解除、ロープ引き上げ、確保
・引き上げ時のロープ束方
・テラスでのスペース配分
2.フォロー手順
・支点回収から受け渡しの効率化。次のピッチにすぐ出たい。
リード/フォローの入れ替え
・順番はフォローのセルフ→ATCをビレイループに移動→ギア整理が最速?
・他にやることあるか?
3.懸垂下降
・ダブルロープでの手順確認
・懸垂バックアップの巻数と長さ
・連続懸垂の手順
4.懸垂下降登り返し
・仮固定手順
・ダイニーマのフリクションノット
・タイブロックは使えるか検証。ロープが回りそう
・足は上か下かどちらが登りやすいか(下が足の方がスリング引き上げ時に安定&距離出せそう)
・ATCをアッセンダーとして使う(締め込まれないのは、メリット大きい?)
・ATCのオートロックを確認
・必要なスリング数、長さを確認
5.リード/フォローレスキュー
・ロードリリース手順
・カウンターウェイトがどう使えるか検証
・介助懸垂への移行。
下降器からのスリングは自分:解除者=7:3くらいが良いらしい。パスでやってみる。
CCC:実際にやってみて。
1.マルチリード/フォロー手順(メニューの1-3)
・手順
1-1:PASでセルフを取る。
1-2:ロープをさばいて、結ぶ。ロープが交差しないように二人で左右をそろえる。登攀時、セカンドビレイ時も交差を意識するとトラブルが少ない。
1-3:フォロワーは始点アンカーを作成し、1本ずつクローブヒッチする。2本まとてではなく、1本ずつ
1-4:リードは0ピンを取る。
1-5:確保器セット、確認して登攀開始
1-6:登攀、支点へのカラビナの向きも正確に。
1-7:終了点に着いたら、PASでセルフ取る。PASとメインロープの交差に注意する。
1-8:マスターポイントを作成、クローブヒッチして自己確保。PASも補助としてつけっぱなし。
1-9:ATCを終了点に掛けたら、解除コール
1-10:ロープ引き上げ。スペースがなければ、セルフとしているロープの上に重ねる。
1-11:フォローはロープが上がっている間に準備する。
1-12:2本とも引き上げたら(長さ違うので注意)、ATCでセカンドを確保。ロープの左右に注意
1-13:確保をコールして、登攀開始。
1-14:終了点に着いたら、セルフを取る。
1-15:ビレイ解除-リード/フォロー入れ替えてATC確保、ガチャの受け渡し。
1-16:確認、コールして2P目の登攀開始
・アルパインの終了点は支点間の距離が近く、90cmスリングが有効なときが多い
・PASのセルフはバックアップと考える。
・!!!不足時のコールを考えてみる
・どのギアラックに何を掛けるか決めた方が良い。不要なものは後ろに回さないと干渉して面倒。
・1つのギアラックでも前からか後ろからか決めて、ギアを順にかけて行くと鑑賞しづらい
・早さ重視でもあるので、適当にと正確にはバランス次第。ギア交換のときに正しい位置に戻せる
・テラスでのスペースは次(ふつうはリード/フォロー入れ替わって登攀or懸垂下降する)を考えた位置に立つ
・足場が狭く終了点にテンションかけて作業する場合は、固定-ハーネス間を近くしておかないと作業できない。
4.懸垂下降
4-1.フォロワーのロープ(上側になってるはず)をリングに通してから、オーバーハンドノットx2を結ぶ。締め込む。結んだ側が下(引き抜き)側となるように。
4-2.リードだった人のロープの末端処理し、二人が同じスピードでまとめる。速さが違うと絡む。
4-3.ロープが出る方向を合わせて、ヌンチャクで腰にぶら下げる。
4-4.懸垂準備して下降する。下降前に正しくセットされているか十分に確認する。
4-5.地面に着いたら、セルフ取って、懸垂セットを解除して下側のロープを少し引く。
4-6.ロープ末端はこのタイミングでほどいておく?
4-7.フォローが降りてきてセルフ取ったら、ロープを引き抜く
4-8.引き抜いている間に、次の懸垂支点へロープを通しておく。
4-9.以降、2-2からと同じ
・ロープの引き抜き側にカラビナを掛けておく
・連続懸垂の際は、次の支点へロープを通すが束ねながら通すより、通してから束ねた方が楽だった(リングの摩擦で重い)。
・上記は、もう1本を束ねる時間があるので、先行して束ねておくメリットもない
・懸垂開始時や下降後に2本のロープが交差すると、摩擦で引き抜けなくなるかもしれないので注意
5.懸垂登り返し
各パート組み合わせ方により方法がいくらでも作れるので検討が必要
登りやすさ重視(上側ボディ、下側フットステップがバランス取りやすい)
5-1.バックアップで停止
5-2.ATCの上側に締め込みすぎないもの(プルージックコードのマッシャー、バックマン or メカニカル)でフリクション機構を組む。ビレイループに接続
5-3.少し下降して、上側のフリクションにテンションを移す
5-4.バックアップをATC上側に結び直し、足場をセット
5-5.登り返す。腕の力はほぼ使わないように登らなにと詰む
ギア減らしたver.
5-1.バックアップで停止、ATCを仮固定する。
5-2.バックアップ機構をATC上側へ移し替える。ビレイループへ接続、足場作成
5-3.上と同じ
5-4.ATCをガイドモードにしてビレイループに接続
5-5.登り返す
※上側が足だとバランスがとりづらく、ATCを引き上げるのが難しい所が難点。練習すれば速いかも。
6/16追記:Kuri Adoventuresさんのやり方がベストだと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=8NYO5ikQCYQ&t=225s
また、ATC仮固定後にバックアップを上側に移す(=フリクションスリングを1本しか持っていかない)場合は、再下降の際にフリクション用のスリングが不足する。懸垂用、登り返し用の2本持っていくのが良さそう。何かと兼用したい。
・とにかく、セットの方法(フリクションノット、スリング長さ)により登り返し安さが全く異なるのでベストセットを見つけておくことが重要
・ダイニーマでフリクションノット(クレイムハイスト)すると締まり過ぎて、身動きが取れなくなった。結びを変えてもリスク高そうなので、プルージックコードか既製品を使う。
・停止した時点で、残りのロープは引き上げると良いと思う。
・実際に登り返しが必要な状況を考えると、空中での登り返しをやらないと意味がないらしい。壁ありより断然難しい。
・タイブロック2つ掛けなら、登り返しにも使える
・ATC/フリクションノット = 体/足の順番になるようにセットするには、手順が一つ増えるのでいまいちか?フリクションノット→ATC掛け替え→ATC下側にフリクション。
・上記、再下降のときも手順が増えてしまうのでメリット少ないかも。
・ペツルのシャントがバックアップ、登り返しの上側にも使えて良さそう。
続く
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