【奥利根に向かう最奥の集落は、昔も今も藤原である。藤原集落には古くから猟師がいたが、何も奥利根まで分け入らずとも、周辺の上州武尊山や宝川流域で充分熊が獲れた。その険しさから、地元藤原の猟師も近づかなかった奥利根で猟を展開していたのが越後の猟師たちだった。〜越後猟師の本拠地は六日町の清水集落だった。背後の巻機山を超えさえすれば、闊達な奈良沢が眼下にあり、熊の付き場として知られた刃物ヶ崎山を中心とする、奥利根の魅力的な猟場が広がっていたのである。】〜『狩猟に生きる男たち女たち/高桑信一著/つり人社』
参考記録↓
https://yamap.com/activities/30170556
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-176195.html
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