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大人なって登山をするようになった。但したまに近場の山に日帰りするレベルだった。黒部五郎岳について調べると、その名前の由来を理解することができた。また地図で見た通りだが、「飛騨山脈の奥深い位置にあるため日帰りの登山が困難で、山小屋を利用し山中で数泊して登る場合が多い(現wiki)」と当時も同じような事が書かれていた。とても今(当時)の自分に登れる山ではないんだなと思った。
年月が経ち山小屋に泊まる山行も経験してきた。今回、長期連休が取得できたので、何日間か使っての縦走を計画した。行きたい山はいくつかあったが、子供の頃から気になる存在であった黒部五郎岳に自分の足で辿り着いてみたいとの思いが強かった。あと、登山を始めてだいぶ経ってからだが、赤牛岳というこれまたたどり着くのが難しい山があることも知った。今回、どうせなら黒部五郎岳と赤牛岳を両方とも行こうと思い、折立から入り両方の山を登頂して黒部ダムに下山するコースを計画した。
やはり黒部五郎岳は山深くにある遠い遠い山だった。黒部五郎岳に向かう時はほとんど人に会わず、登頂した時も他に誰もいなくて孤高の存在のようだった。黒部五郎のカールは畏怖の念を抱くような圧倒的な存在感だった。でも思ったのと違ったのは黒部五郎岳に辿り着くまでの登山道が意外にも穏やかだった事である。子供の頃から気になっていた存在にようやく会えて嬉しい気持ちになった
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